激闘の4日間が終わり、誰もいなくなったフェア・ウェイ。
第75回日本オープンを制したのは、最終日、パーフェクトなプレイで7アンダーを出し、通算13アンダーの金 庚泰選手。
石川 遼選手と同組のラスト三組目でスタート、いきなり1番ホールで難しいやや下りのフックラインを読み切り、ロング・パットを決めると波に乗って、後半、競馬で言えば、第四コーナー辺りから直線に掛けて鮮やかに抜け出し、二打差をつけて差し切った。
とてもプロ・ゴルファーと思えぬ物静かで色白のヤサ男だ。優勝コメントもナイーブで初々しさが漂っていた。だが、内に秘めた闘志は人一倍、強かったのだろう。
初めて見た表彰式も、なかなかイイものだ。
18番グリーンの手前。もうすぐ、石川 遼選手と金 庚泰選手がやってくる。
帰りに、「JAPAN OPEN GOLF」のロゴ入りクリスタルをGET。今夜の連れはWILD TURKEY ‘Rare Breed’、快さが体中に沁み渡っていく。イイ一日だった。