今日は仕事の関係で博多に行きたかったのであるが、長男の空手の昇級審査の日であった。
8級(青帯)→6級(黄色帯)。
審査後に急げば博多にも行けない事もなかったが余裕のない行動は危険が伴うので残念だがキッパリと断念する事にした。
今回は本部道場の黄色(6級)帯一人、青帯(8級)の二人の大人に支部の長男(青帯)の四人の審査。
いつもの雰囲気と違いピリピリとした雰囲気で進行していく。
拳たてでの腕立て、拳たてでの倒立、股割り、柔軟性など多岐な方面からの審査。
途中、護身術の時に長男が一番最初だったのですがとまどった為に気迫が足らずに師範に凄く怒られました。
それだけは大きなマイナスポイントでしたが、後の蹴り等は柔軟性のある長男の方が大人の方よりは見栄えは良かったくらいに頑張りました。
(流石に俊敏性、迫力は大人の人が上ですが。)
シャドー、連続してのミット打ちも大人達に負けず持久力を見せてくれました。
大人相手の組み手もまずまず。
審査後に師範からは昇級できるらしいお言葉を貰えた、、、気がします。
まぁ、無理なら無理で落としてもらってもそれは本人の為です。
結果を待ちます。
審査が終わった後は6月の空手の大会に向けた試合モードの実戦稽古。
相手を次々に替えて実戦的な組み手を何本もこなしていきますが、ここでも長男は大人が疲れていくなかでも最後まで頑張っていました。
私は長男に叱咤(9割)激励(1割)で色々指示を出していましたが、途中あまりの私の長男への叱咤をみかねて師範から
「お父さん、流石に小学二年生でこの稽古は限界超えています。大人でもヘロヘロな中でよく頑張っています。
・・・・でも、(今の調子で)ドンドン声かけてやってください。(笑)!」とのアドバイス。
叱咤(4割)激励(6割)に少しだけ甘くして更に応援。
応援しながら、「おらぁ、今頑張らないでいつ頑張るの、、、今でしょ!」と言いかけそうになるのを堪えるのに必死でした。笑
全ての稽古が終わった後に師範、師範代から長男は「次の大会は優勝を狙え!(三位入賞以上しろ)」との言葉をいただきました。
師範曰く「最初(本部道場に通うようになった当初)は『・・・ん?』(技術的、レベル的にイマイチ、イマニ、、、)と思っていましたが、(長男と私を)見ているうちにコチラも(長男に教えるのに)はまってきました、やる気になって来ました。」とのあり難いお言葉をいただきました。
最初は同級生のA君と二人で子ども同士での組み手も出来ていたのですが、A君が長男に常に負ける事で戦意喪失して三月末から長男一人での本部道場通い。
長男一人で大人の稽古の方の邪魔になるのではと思って「子ども一人になったのですが、お邪魔にならない様に隅っこで参加させてもらっていいですか?」とお願いしたのですが、快く受け入れていただいた。
見取り稽古させてもらえるだけでも充分効果があると思っていたのですが、最近は大人と同じメニュー、いやそれ以上をいただけて本当に有難い事です。
・・・その気持ちに応えねば。 By 星 一徹