■■■Take the 'R' Bike■■■

『R自転車で行こう!』・・・R(ラバネロ)号に相応しいローディになるべくR(ロード)の「道」を修行中の40半ば♂。

アスペルガーとディールカーネギー

2012年06月28日 | その他

仕事場に色々な人が来ていただいているのですが、長年付き合ってきてその中にアスペルガーかなと思える人がいた。

昨日、その彼にいつもの様に説明していた。
「ある用件Bの事柄については後で着手しますが、その前に先にAの事柄について着手しますね。Aの用件についてどう思われますか。」と聞いた。
彼はAについては答えず「Bがおかしい、くぁwせdrftgyふじこ、、、、、」と大声。
「・・・ですから、Bについては、、、」
「Bが全然おかしい、くぁwせdrftgyふじこ、、、、、」
最近入社したばかりの新入社員の女の子が隣にいたのですが、呆然。
「わかりました、、、、」と答えてとA、Bを適正な順番で処理していった。
すると彼も最後には大人しい普段の彼になった。

昼食時に新入社員の女の子が「ビックリして怖かったぁ!」と言った。
事前の知識、予見がなかったら確かに彼の物言いは喧嘩腰に見えるだろうなぁ。
一応、アスペルガーと思える人でアスペルガーってどういう事かってのを説明して、決して喧嘩腰でなく自分にあくまで素直なだけなんだよと言った。
・・・でも私自身ホンとのアスペルガーって周囲の人にそんな個性を持つ人がいると判っていなければ、損するよなぁと思った。
彼の喧嘩腰に見える物言いに普通は「カチン!」ときても決しておかしくはない、、、ってか頭にきても当然と思う。
だが、喧嘩腰に見えるけど、自分を譲らない自己表現と思えば違った対応も出来る。

昨今のNHKとかでの報道もこの個性について知らしめる為に大変有意義な事だと思った。
私自身がアスペルガー的な要素を持つ性格と高齢での授かりを考えると子ども達のアスペルガーについては可能性はある。

そうなった場合はいかにその特性を生かして伸ばせてやれるかが心配。
昨日の彼も毎朝、天候が悪くてもキチンと同じ時間に散歩している真面目な人。
地道な作業が必要とされる研究者とかには向いているのかなぁ、、、。

アスペルガー云々でなくても絶対に自分の意見を曲げない人もいる。
人の意見を「力技」で曲げようとする労力は無駄。
・・・・ディールカーネギーならアスペルガーの人にどう対処したか興味がある。

ディールカーネギーの『人を動かす』って本は一読の価値はあります。
前も一度書いたのですが、中学の寮生活の時に友人が持っていて貸してもらって読んで以来30年以上の付き合い。
何度読んでも面白い。

結婚する時に嫁にも一冊プレゼント。
あっ、そろそろ風呂掃除の時間です。

嫁はちゃんと読んだみたいです。笑