管理栄養士Atsukoの日々

 コーチングを用いた栄養・食事相談が得意です。
 専門:透析を含む腎疾患・糖尿病・生活習慣病・栄養教育

高血圧教室

2007-09-08 10:56:20 | 慢性腎臓病(CKD)
昨日は、「高血圧教室」がありました。

スタッフは、医師、看護師、薬剤師、理学療法士、管理栄養士です。

高血圧教室での食事の大きなテーマは「減塩」です。

今回は、「汁物」を取り上げました。

「汁物」といってもいろいろあります。
「めん類」、「みそ汁・スープ類」、
またそれらの「加工品(インスタント物)」も忘れてはいけない存在です。

汁物の減塩ポイントはなんと言っても「汁」。
めん類なら『汁を残す』ことによって半分の塩分を減らす事ができます。
また、汁の味を薄くしなくても、具だくさんにして『汁を少なくする』と
減塩の効果は期待できます。

さらに「だし類」も大きなポイントになります。

特に、粉末になっている「素」はものすごく塩分が多いので注意が必要です。

こんぶやかつお節から、だしを取るのが一番塩分が少なくて済むのですが、
面倒だという人は、粉砕したかつお節などがパックに入った
「だしパック」を使用し、濃い目に出すといいと思います。
実は私も手軽なのでこれを使っています。

「香辛料、香味野菜、柑橘類」も減塩に一役買います。

しかし、うまみ調味料類は注意が必要で、実は塩分が多いのです。
ちょっと入れるとおいしいと感じるかもしれませんが・・・。

と、このようなことを今回の教室で話ました。


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