「ハクガンを撮影していた時の思い出です」
撮影に飽きて周辺の景色を眺めておりました。川の中に奇麗な空色の塔が立っていました。
最初は、近くの水路の進入禁止の警告施設かとも思いましたが、塔の周囲に螺旋階段がついています。かといって、階段の上ったところに展望台があるわけもなく、とりあえず撮影しておきました。
さて調べようにも、名称がわかりませんでした。当時の苦労を野帳から。
①荒川下流の地図を探しましたが、記入されておりません。
②「荒川下流の青い塔」でも出てきません。
③荒川下流河川事務所の管理資料の添付図面を探しましたが、はっきりした注記がなく判断できません。
④川を上り下りする映像を探しましたが見つかりません。
⑤環境団体の川の観察報告書に添付されている写真の中に、1枚この塔の画像を見つけました。「西新井水位観測所の観測塔」だそうです。
その名称で検索すると出るは出るは、です。
水位流量を観測する塔で、1962年3月から観測しているそうです。目立ちますので、かなり有名な塔のようです。荒川関連の情報ではかなり取り上げられているそうです。
本日記事を書くにあたり、グーグルのストリートビューでさがしてみますと今年撮影の画像にちゃんと写っておりました