さて昨日の大川に着いたのが九時過ぎでした。どんよりした空に低く、黒い大きな鳥たちの長い列を作って飛んでいます。100羽以上は飛んでいます。カモ類かなと眺めていると、いくつかの群れが一堂に集まり一斉に川へ降りていきます。広い河原の向こう岸の川面ですがその水しぶきの音がこちらにも聞こえてきます。
黒い鳥はどうもカワウのようです。その騒ぎを聞きつけて、ダイサギやアオサギたちも集まってきました。
カワウの朝の食事は始まりました。サギたちもおこぼれを狙って大騒ぎさ。
それ程広くない川面をあちこち移動しながら餌をとっています。
丸々としたアユ?を咥えていますので探してみました。この時期ですから落ち鮎でしょうか。アングラーから逃げ延びた大きなアユです。
こうやって次の場所へ移動していきます。
ざっと数えてこの画像だけで49羽です。
大騒ぎの食事の後の休憩です。このカットで91羽数えました。サギ類は数えていません。
これがカワウの食事の風景です。ですから当然、管理の漁業組合との軋轢が生まれるわけです。
アユ釣りの管理区域には釣りシーズンには、カワウの飛行を妨害するラインなどが張れたりするわけです。
明日は漁業組合の皆さんの地道な作業の様子を紹介いたします。