当市のマイナンバーセンターが7月に、駅前のビルに開設されました。重い腰を上げて申請に行ってきました。が。
8時半オープンなのですが、本日のモーニングショーで自宅療養の凄まじい状況を見ていて出かけるのが遅くなりました。訪問治療の先生がこのままでは危ないと入院先を探し何とかやっと見つかり救急車を呼びました。が、搬送先の病院から症状が重いので受け入れられないと断られ、救急車の中で待機することに。症状はどんどん悪化、それでも救急車の中で待機するか、自宅に戻りますかと本人に確認する。治療の様子を撮影していた画像で「部屋に帰りたい」という彼の映像を親兄弟に見せると、状況を納得。部屋に戻してくださいと、救急隊員が自宅に運び込みます。家族は先生ありがとうございましたと挨拶し、先生は残念ですと頭を下げています。状況としては患者さんは糖尿病の持病があり、ICUに入れる状況だったのですが、どこの病院もICUがふさがっていたようです。
結局翌日入院できたのですがその翌日患者さんはなくなってしまいました。この間自宅での対応に関して、訪問治療の病院が撮影していた映像を、自宅療養の緊急状態を知って頂くために放送してくださいと家族が了承したので放送されたようです。
そんなわけで、マイナンバーセンターに到着したの10時すぎです。8時半オープンなのに申請者番号は1番でした。どうもこの辺から何かおかしいなと思い始めた私がいました。
左手の待合者のコーナーには20人以上の待機者がいます。その前のカウンターには6人くらいの相談者がいます。しかし申請者カウンターには受付が3人分あるのですが、誰も担当者がいません。勿論受け付けの表示板にもーーーがさみしく光っています。10時すぎ、申請者が一人来ているのに係りは全く知らんぷりです。というか係りはどこにいるのでしょう。
そのうちやっと1番のカウンターに女性の係員が着席しました。すぐ呼び込まれるかと思いきや、カウンターのパソコンのシステムが立ち上がらないようです。あちこち聞きに行っています。しばらくしてやっと私が呼び込まれました。話してみると、どうも今年高卒の派遣の女の子のようで頼りないのです。手元のフローチャートを見ながらパソコンをいじっています。
身分確認認を要求され免許証を提示、私の個人データがプリントされました。覗いてみると住民基本台帳?からなのか詳細なデータが印刷されています。
そして、次にプリントされたのが、肝心の申請書です。勿論係りで印刷したのですがなんと内容を確認してくれとのこと。今データベースから出力したのになんで私が確認するのと尋ねると、間違いがあってはというのです。さらに生年月日と署名をしてくれとのこと。どうもなりすましを防ぐための段取りのようです。
次いで、隣の部屋で写真撮影です。数週間前に確認に訪れたときに会場ですべて完結できますからと言ってましたので、さすがといった感じでした。が、撮影コーナーに行くと例の係員がスマホをだしてくるではありませんか。パスポートなどの証明写真はかなり細かく撮影位置の指定があります。なのに素人のお姉さんが「はい撮ります」とあっさりスマホで撮影でした。
その裁断した写真を先程の申請書に貼って受付印?を押して申請終了です。控えとしてコピーを頂きました。「これで本日は終わりです」 えー?です。
8桁の暗証番号や4桁の暗証番号も用意していったのに。1か月先くらいにご連絡しますのでまたお出で頂けますかというのです。なんでい1か月もかかるの、ここで完結ではなかったのか。
誰が悪いの市役所?、総務省?と聞くと先輩の嘱託の女性たちも笑いだしてしまいます。どうもナンバーカードを製作する外郭の機関の仕事が遅いようです。
ではいつ暗証番号を登録するのと聞くと、カードが来てからこちらで登録していただきますとのこと。最初にびっくりした左側で待っている20名ほどの皆さんは、その暗証番号登録待ち人だったのです。様子を見に来た時頂いた用紙に暗証番号を記入して用意してきたのに、と愚痴ってしまいました。結局30分くらいで申請は終わったのですが、来月はどうなるのでしょうか。
今頃何を言ってるのと思う方もいるでしょうが、これから申請の方は、専門のマイナンバーカードセンターを開設してもこんな様子ですと、参考にしていただければと思うのであります。