2016年の8月。私はこんなことをしていました。
ひまわり畑から離れて青々とした田んぼを、そうですね15分くらい歩きますと一面見渡すかぎり田んぼになります。ぐるりと田んぼになります。
陽射しはとても暑いのですが、時折吹く風は少し涼しく感じられます。
ホッとする風が吹き渡るとき、周りの田んぼの稲穂が風の模様を稲穂に描きながら通り過ぎていきます。
その風の稲穂に刻んだざわめきを見ながら、一面の田んぼの稲穂を見ながら、こんな風の事をなんていうのだろうか、名前はなんていうのかと思いました。
帰宅後探してみました。「稲穂に吹く風の名前は?」と。なんと「風の名前」と言うのがヒットしました。
◎俳句の季語で、青田風と言うそうです。
夏も深まり、稲が青々と育ってきた頃の田んぼを青田と言うそうです。そして 青田風とは、青い稲をなびかせる涼しげな風のことで、風に揺られる田んぼ一面の稲の様子を青田波と喩えるそうです。
良い名前ですね。勉強になりました。
ヒマワリはおまけ。そして「青田風」。
もうこの場所には、県境を超えないと行けないのです。なんだかなあ。