新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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バックミラーの中に

2019-03-13 18:02:26 | ドライブ
よく晴れています。花粉だ花粉だと言っていてもしょうがないので、ためしにいつものダムまで出かけてみました。
勿論カメラは持たず、最悪の場合は車から降りず、昼飯抜きにするつもりでした。
大きな西の川を渡り、すぐに右岸の土手道の県道を走行しました。約6キロほど走り左折ダム近くの高台まで上りました。

順調でしたので何時ものコンビニに入りおにぎりを買いました。駐車場で改めて空気を吸ってみると花粉の感触が感じられません。偶々花粉の流れが切れたのか、それとも薬が効いてきたのか。これなら明日撮影に来れそうだと安心して、別のルートで戻り始めました。
高台から下界の集落まではなだらかな長い長い下り坂です。12時過ぎで車が途切れ私の車1台しかありません。おにぎりを食べながらのんびり走行を始めました。

右側は山の斜面、左側はダムからの水が流れる2級河川のガードレールです。交わる道もない走りやすい県道です。しばらくすると黒のセダンに追いつきました。
おにぎりを食べながらの運転ですから前に車がいた方が走りやすいです。20メートルくらいの車間で走っておりました。40キロ規制の道路で、たった2台での走行です50キロくらいは出ていたでしょうか。右は山の斜面左はガードレールが続いています。

何気なくバックミラーを見るとなんと、ミラーの中に白バイがいるではありませんか。後ろから近付いてくればミラーで分かります。たぶん左の河川敷にある渓流釣りの駐車場からの取り付け道路に隠れていたのではないかと思いました。突然後ろに姿を見せたのですから。この県道を数十年走っていますが、白バイに遭遇したのは初めてです。

真後ろですからブレーキを踏んでも遅いしそのまま走行しました。すると白バイが右側を抜けて2台の間に入りました。私が停車させられるかと思いましたがそんな気配はありません。そのうち「ヒュー~」とサイレンを鳴らし前方の車の前に出ました。後ろについて来いというポリスの身振りです。斜面とガードレールで脇に止めるところはありません。ゆっくり右カーブの道を上ったところで左に折れろという合図です。この道は右へ折れてからこの県道の下を通り抜けて左側の集落に抜ける地元の人の近道です。知っていましたがこの先左折で県道のまま集落でられるので私はあえて利用してませんでした。

その下の道に黒のセダンは白バイに誘導されていきました。さてこの取締りはなんだったのか。後ろを走っている私には前の車の内部は分かりません。
ひょっとすると携帯電話の使用か、シートベルトをしていないか、直進の道路ですから一旦停止もなく、2台しか走っていませんから右側走行でもなし不思議です。はるか後方からの追尾でしたら、まず私か速度違反かもしれません。突然現れた白バイです。

ひょっとすると釣堀の取り付け道路の陰に隠れていて、シートベルトか携帯の違反を見つけたのかなと思ってしまいました。私の右側を追い抜くとき、私は左手でおにぎりを持って食べていたのです。当然警官はチラリと私の車内を見ているはずです。恥ずかしいところを見られてしまったのではないかと、最終的に結論付けたのでした。

コメント
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