新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

「ツミ」の母さん、暑さでクールダウン

2017-07-06 18:07:06 | 里の鳥
先日の、ご近所の「ツミ」に再挑戦で、知人に声をかけ駅で待ち合わせて出かけました。
朝から晴れており猛烈な暑さを予想させる天気でした。
巣の周りにいる巣立ったばかりのヒナたちは、大きく伸びた緑のカーテンの中に隠れています。1番仔はそこそこ飛べますがまだまだ子供服です。
お父さんは大切な仕事に出かけ帰ってきません。
崖の斜面の広がった空間にいるお母さんは、餌を運んでこないお父さんを待ちくたびれて枝に止まったまま。CMが絶好の被写体にしています。

10時半過ぎでしょうか、お母さんが突然飛びたち、公園の草の方に下りてきました。カンカン照りの草の中にです。それっとCMが囲みます。
皆さん望遠を装着していますから、5~6メートルくらいにしか近づきません。暗黙の休戦ラインがツミのお母さんとの間に設定されました。

これが地面に下りた直後、とりあえずの撮影です。


我々よりも上空をまだ警戒しています。


私も感激と興奮が落ち着きまして、公園のどの辺に下りてきたか説明しようと思いましたが、望遠を縮めてもこれが限界。後ろの赤いのがブランコの支柱のポールです。私が下がればいいのですが、正面のベストポジションを他の人にとられたくないし、それよりも後ろにも何人も三脚を立てており動けません。


お母さんも落ち着いたのでしょうか、口を開けて呼吸を始めました。嘴の左側に垂れている黒いものは舌でしょうか。

10時39分から45分までの激写でした。この後彼女はまた木立の中に飛んでいきました。
鳥の砂浴びはよく見ますが、口を開けて体の熱を放出して体温を調整することがあると報告されてました。
今日あたりのブログで、同様の報告が多数あるかもしれませんね。
コメント
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