生々しい「クマ出没情報」看板

これは昨日、11月０２日に見つけた最新情報です。鳥撮の報告を止めて、こちらを報告いたします。
昨日曇天の中、神奈川県秦野市の弘法山公園に知人と撮影行いたしました。昼ごろから雨が降り出し急遽撤収いたしましたが、数少ない鳥の中ジョウビタキの雌をたっぷり撮影いたしました。獲物が少ないので近くにいたＣＭも数人駆けつけてきました。

さて、撮影も一段落し、初めてこの公園を訪れた知人に尾根筋全体を見せようと秦野口から反対の鶴巻温泉か東海大学前駅下山で歩き出しました。
尾根筋の終点は大師堂です。お詣りをして一服、東海大学前駅を目指し下ろうとした時です。その下りの道のスタート地点にこの看板です。



クマ出没の看板は、丹沢方面でうろうろしておりますとよくこの季節見かけます。（手造りクマよけ鈴を持っていることは既報の通りです）
問題はこの看板に書き込まれている日付と場所の情報です。最新は２日前の情報です。
結局二人で相談して、秦野に引き返すことにしたのです。知人は本来は山男です。クマに間近で遭遇したこともあるそうです。
尾根の終点からまた戻るのは大変でしたが無地帰還しました。

さて帰宅後、いろいろ気になりました。
この看板に書かれている情報は真実なのかです。殴り書きの書き込みはちょっといたずらかもしれないと思ったのです。

まず秦野市の環境保全課と秦野警察署（看板には所とあります！）の電話番号を確認してみましたが、これは本物でした。
で、情報を調べてみてびっくりです。秦野市のクマ詳細は報告されています
１０月２８日　クマの痕跡　（足跡、爪痕、枝折れ、フン）
１０月２９日、３０日　自興院付近の柿畑のセンサーにクマ１頭撮影　とありました。

この地域は結構クマが出没しているそうで、１年おきにクマ出没の情報が報告されております。数年前には捕獲され教育的指導ののち放されていました。

私のよく行くダム付近でもクマ出没情報が林道入り口に張り出されますが、このような近々の警告は初めてでした。
クマよけ鈴をつけても、最近のくまは「美味しい食べ物が歩いてきた」と思うとか聞きました。要注意の山での撮影です。

いま思いついたのですが、看板は年中掲示され、くま情報をその都度手書きで書き込まれているのではないかと言うことです。