新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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よこすかのりもフェス④「SH-60K哨戒ヘリ」

2016-06-18 17:15:02 | 自衛隊装備
さて続いては「SH-60K」哨戒ヘリの紹介です。SH-60Jの改良型だそうです。大幅に改良されていますが、関心ある方は調べてください。

ゲートを入り荷物検査も終わり、「いずも」に乗艦できるまでタラップ近くで並んでいるころです。8時過ぎでした。ヘリの大きな爆音が上空から響いてきます。横須賀基地の建物といずもの巨大な船体に反射して、どこからヘリがやってくるのか分かりません。突然姿を現したのがこれです。


逸見岸壁の端のヘリポートの着陸するところです。 21-8428


しばらくしてから「いずも」の甲板から岸壁を見下ろしたところです。着陸直後の整備隊員による整備中です。当然一般見学者は近づけません。


「いずも」甲板上で『昨年横浜での一般公開時に、甲板にいずものエンブレムを付けたヘリを見かけた』と隊員に話したところ、今格納庫に1機エンブレムを付けたヘリがありますよと教えていただきました。これがそうです。メインローターも折りたたまれ、尾部も折りたたまれています。
部部下の黄色い機会に目が行きついでに撮影しました。


これです。このままこのヘリから離れたのですが、あとで着陸していた整備隊員からびっくり情報を聞いたのです。今ここで書くより彼に敬意を払って後程説明します。


「いずも」の見学を終了し岸壁にヘリポートに向かいました。機体が公開されており、操縦席が覗けることになっており、希望者の列ができておりました。


列に並ぶ間に、尾部の折り畳み蝶番を撮影。格納庫にしまう際にここをばきっと折りたたみローターも畳んで並べるのです。


チャ/フレア・ディスペンサーです。チャフの発射機をうっかり撮影し忘れました。でもヘリコプターでどこまでこのディスペンサーで近づいてくるミサイルに防御できるのでしょうか。


順番が来て後部室に乗れました。コックピットです。航空機マニアでしたらよだれが出る機器が並んでいるのでしょうか。新規開発の機能が満載だそうです。


はっきりSH-60Kと分かる外観がこれです。メインローターが新開発の特殊な形状をしています。


でも。安房神社の航空安全守護のお札です。なぜ安房と言いますと木更津基地に配属されているからです。

さて先ほどのびっくり情報です。本器の担当の整備隊員と雑談しておりまして、先ほどのいずものエンブレムから、格納庫のヘリの話に話題が移ったのですが。彼曰く『あの格納庫の機体は、既に除籍された機体』だというのです。ただ訓練用に保管しているそうです。

つまりヘリ搭載型護衛艦として、ヘリの格納庫内での移動や確保、エレベーターでの移動や甲板での移動や収納など整備担当隊員が日夜訓練するために用意された機体だそうです。あの黄色の器具はヘリ機体を移動するための器具だそうです。

なかなか充実した時間でした。

コメント
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