新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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青山繁晴「ぼくらの祖国」

2013-04-23 19:05:23 | 読書
最近読書傾向が少し変わってきました。蔵書を引っ越しに際して二分の一処分してからです。さらに減らすつもりです。
良き時代のミステリーや時代小説は興味が無くなってきました。

真相や真実を教えてくれるノンフィクションや精神世界の手引書などに興味が移ってきているのです。蔵書を増やさないよう、選りすぐった書籍を購入しようと思っています。

さて先日、青山繁晴氏のTV出演の事を書きましたがその後著作を読んでみたくなりすぐ入手可能な本書を購入しました。

本書は精神論の硬い難しい祖国論ではなく、いくつかの大きな事件に関連して日本国や政治家や大手企業がとってきた態度を解説し、その根本にある米国の政策との関連を説明しています。

具体的な事例と著者の体当たりの体験で説明されていますので解りやすく、また行間が広くとってあるのが最初は違和感がありましたが、読み進むうちにわかりやすい印象を持つことになりました。ルビが多いのも著者の考えが現れています。

大きな事例として。
①事故後初めて福島第一原発に民間人として取材した様子

②硫黄島に初めて取材をした顛末。

その他を含めて色々思うところを書いてみましたが、途中で気が付きました。このジャンルの書籍は、素人が書いても十分解説できませんし、間違った印象をもたれてはいけません。興味のある方は是非お読みください。(今頃本書に気が付いたのかと笑わないでください)

私たち日本人が、日本について考えるときいや考えねばならないときはいつ。六十数年日本について考えることを教えられなかった私たちは、今からでも目を覚まさねばならないのでしょう。
青山氏の語り口は、TVでお分かりのようにやさしく穏やかです。そんな口調で今日も語ってくれているような錯覚になります。

日本にはいろいろな問題があります。国民が気づかぬに隠された問題もあります。都合良く改ざんされた解説も多いです。

個々の書かれた問題はいくつかの例として、結局は祖国日本の根本の問題の事象を解説されているのです。

昨日から、青山氏のブログを読み始めました。
全面的に書き直したため、掲載時間が1時間ずれてしまいました。
コメント
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