新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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旅の友に、山本一力編「おれっちの鬼平さん」

2010-05-13 18:02:22 | ウオーキング
第6回伊豆急行全線ウオークは、昨年9月から始まり今月一杯で終わります。昨年10月に下り下田方面を完歩しましたので、もう一回は下田から伊東へ上りコースと考えております。
が、今月もあと半月です。3回に別けて歩くとそんなに日も残っていません。数日中に挑戦を始めようと思っています。

今度は下田からですので、途中で読む本を買いに出かけました。最近発行された文春文庫から2冊買いました。その1冊が 山本一力編「おれっちの鬼平さん」(620円)です。もう1冊は後日紹介いたします。こちらは硬いです。

山本一力は、池波正太郎・藤沢周平亡き後、好きな時代小説家です。とくに町民を主人公にした痛快な時代劇の舞台が好きです。特に若いヒロイン達ががそれぞれ生き生きと描かれ、好きになってしまいます。

本文庫本は、熱烈な愛読者である山本一力の、「池波正太郎記念文庫講演」が最初に26頁掲載されています。
山本一力が最初に池波正太郎を読むきっかけから、池波正太郎と自分の生い立ちを重ね合わせた話、そして身の丈にあった行き方を説く池波正太郎の小説から多くのことを学んだと語っています。山本一力ほどの時代小説家が池波正太郎に会っていなかったの件は、驚きでした。
帯に書かれた「没後二十年特別企画」が重く感じられます。

30数年前、宝くじで前後賞か一字違い賞で8万円?があたり、当時高価だったオリンパスの一眼レフを買った残りで、「鬼平犯科帳」の単行本を本屋の棚から大人買いした楽しい思い出があります。

収録作品は、書くのが面倒なので写真を見てください。山本一力が採り上げるだけあってどれも思い出の作品です。伊豆急行のパノラマカーで読むのが楽しみです。

コメント
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