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都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

東京の階段

2007-12-25 | 本    

東京の階段-都市の「異空間」階段の楽しみ方  松本泰生
発行:日本文芸社、2007.12、四六判、224p、\1,680-(税込)

 年末になってようやく刊行にこぎ着けることができました。一時は自分自身、完成を危ぶんでいたりもしたのですが、なんとか年内に間に合いました。

 東京都心の階段を中心に120ヶ所あまりを収録。全頁カラーで写真多数です。段数などのデータも掲載しました。年末年始、お時間のあるときにパラパラとめくってお読み頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。

 昨年の秋に某新聞で、階段を調べてる人として紹介されたのがきっかけで、単行本化の打診があり、書いてみたのですが、本を書くのは初めてで、何から手を付けて良いやら判らないことも多く、またいざ始めてみると、調査不足だったことだらけで、改めてあちこちを廻ることになり、気がつけば丸一年。

 もうそろそろ刊行しないとまずいですから頑張って下さい、と編集の方に発破を掛けられて、尻に火が点いてようやく完成。なんとか間に合ったー、ということでとりあえずホッとしてます。

 土曜日あたりから本屋さんにも並びはじめました。東京関連本なので、首都圏の大きな本屋さんじゃないと置いていないかも知れませんが。

 昨日、神保町の書泉グランデに立ち寄ったら、新刊コーナーに平積みになっていたのでビックリ。有り難いことです。ただ、自分が書いたものがそういうところに並ぶというのにはまだ全然実感がなく、ピンと来ないものがあります。なんだか不思議な気分です。新刊というのはどんどん出るらしいので、良いところに並ぶのは数日間だけなんでしょうけど、とにかく出せて良かった良かった・・・。

#階段・坂 

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53 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
待ってました (ぶらり東京)
2007-12-25 20:41:21
発刊おめでとうございます、早速、購入しました。
しばらく通勤のお供にして電車で読破しようと思います。
また未知の所もたくさん掲載されているの実際に訪れようと考えています。
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ありがとうございます (asabata)
2007-12-25 22:52:47
早速ご購入頂き、本当にありがとうございます。
文章自体はなんてことはないものなので、
あっという間に読めてしまうのではないかと・・・。

当初は地図も入れようと考えていたのですが、
諸事情で所在地名(町丁目、番地)のみになってしまっており、
実際に訪れるには少々不便かもしれません。
ご訪問の際は、別途1/10,000地図等で所在地を御確認の上、
探索して下さいね。

blogの方も楽しく拝見させて頂いております。
来年もよろしくお願いします。

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これは買わねば! (いのうえ)
2007-12-26 22:40:39
と思いつつ、本屋さんに行く時間さえない毎日です。
明日こそ買いに行きますよ~ 楽しみです!
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いつもどうも (asabata)
2007-12-27 23:28:18
有難うございます。
年末でお忙しく過ごされているかと思います。
街の小さな書店だと置いてないみたいですが、
大きな書店なら売り切れたりなんてこともないので、
仕事納めの後、お時間のあるときにでも御覧下さいまし。

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昨日 (いのうえ)
2007-12-28 16:58:30
新宿の紀伊国屋書店7階で見つけ早速購入いたしました。これでまた散歩の楽しみが増えました。
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素晴らしい本 (Khon_Ruai)
2008-01-02 12:46:21
初めてのコメントだと思いますが、いつも拝見しています。
「東京の階段」買いました。
素晴らしい本をありがとうございます。
東京の散歩をますます楽しむことができますね。


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祝「東京の階段」で初詣 (ぺん太)
2008-01-02 22:22:46
謹賀新年
年末に「東京の階段」を購入いたしました。地元の中型書店で平積みになっていたのをすばやく発見。即購入です。
とりわけハードな仕事でもないのに日々の体力の消耗が激しく友人からの年末年始離島旅行の誘いを泣く泣く断わったわたくし。寝正月を決めこんでおりました。ところが「東京の階段」を開いた途端、「初詣 兼 街歩き」がひらめいてしまい、本と地図(と言っても15年間愛用の東京地下鉄便利ガイド)をカバンに詰めて出かけました。快晴の元日の空気は冷たく凛として気持ち良い。
まずは愛宕神社から。神谷町で下車したので裏参道から入る。トンネル脇に現れた曲がりくねった階段を昇り神社にたどり着くと参拝の行列はそこそこの長さ。うんざりするほどではない。列が進むにつれ男坂が見える位置に来た。上から覗くとかなりのスリル感。これはやはり上ってみなきゃと思い本を開いて、「斜度37かぁ」などとブツブツ言っていると前に並んでいた中年のご婦人が「数えたら85段ありましたよ」と声をかけてきた。本によると86段とある。するとご婦人、「ああ、最初の1段を入れるのネ」。参拝を済ませ女坂から降り、今度は男坂へ。上から見てもステキだったが下からの眺めもよい。最初にこちらから入りたかったなぁ、などと思いながら階段に足をかけると、なるほど最初の1段を数えるかどうか迷ってしまう。覚悟を決めて一気に登ったせいか思ったほどの疲労感はない。もちろん息はあがってしまったけれど。

・・・・とここまで書いて、どうしよう! まだまだ長くなりようです。新年早々人様のブログにこんな日記のようなものを書いて良いのでしょうか? ワタクシ自身のブログはあまりにも畑違いなものですから、お邪魔したブログに本を持って楽しく歩いた元日の記録をついつい書いてしまいましたが・・・。
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コメント頂き有り難うございました。 (asabata)
2008-01-05 00:12:33
Khon_Ruai様
コメント頂き有り難うございました。
あと、本の方も御購入頂き、大変有り難うございます。
Blog、まだ少しですが、興味深く拝見致しました。
専門の関係で、海外の街並みや街での生活風景にはかなり反応してしまうので、またじっくり拝見したいと思います。
今後もよろしくお願いします。
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愛宕男坂 (asabata)
2008-01-05 00:35:02
ぺん太様
本をきっかけとして愛宕神社で初詣を楽しまれた由、面白く拝見しました。
さて、愛宕男坂の段数ですが、実は私も当初は85段じゃないかと思いました。
ですが、階段を上がった先の右手に、神社さんが由緒などを記して立てた立て札があり、そこに86段と記してあり、また諸々の坂道本にも86段と書かれてしまっているのです。
俺が数えたら85段しかなかった!と書こうかとも思ったのですが、あの最初の一段を数えるべきなのかもしれないなと、思い直すことにして、神社さんの公式見解?に沿って86段としました。
何らかの理由で、1段目がほとんど埋まってしまったのかなともちょっと思っています。
う~ん、弱いですね。権威とか多数派を敵に回したくないので、
見解をちょっと変えてしまったわけで・・・。
段数が多い階段は、途中で何段目かわけが分からなくなったりもするので、
本に記しておきながら言い訳がましい感じですが、とにかく80段以上あるんだよ程度で御勘弁を!・・・。
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あけましておめでとうございます (yuu)
2008-01-07 14:03:57
いつも東京の風景を楽しみにさせて頂いてるyuuです。
書店でこの本を見かけ、もしやと思っていましたが、
やはりasabata様の本でしたか!
ご刊行おめでとうございます!
紀伊国屋では目立つところに置かれていましたよ。
さっそく一冊買わせていただきます。
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