あるBOX(改)

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高山は判定で防衛

2013年12月03日 | ボクシング
12月3日
プロボクシング トリプルタイトルマッチ12回戦 
大阪市 ボディメーカーコロシアム

【IBFミニマム級タイトルマッチ12回戦】
高山勝成(仲里) 判定12R 同級6位 ビルヒリオ・シルバノ(フィリピン)

採点は3-0。高山は同タイトルの初防衛に成功。
高山は4年5カ月ぶりの国内戦で勝利。戦績は26勝(10KO)6敗1無効試合。

身長158cmの高山は年齢こそ30歳だがボクシングは実に若々しい。
12Rスタミナ充分、ハイテンポで繰り出す手数も多く、見応え充分だった。
初回から右フックを浴びてシルバノは手を着きかけるピンチ。

高山は相手の攻撃を足やクリンチで捌き、自分は連打で攻勢。
4発打ってきて「もう終わりか」と思ったら、もう一発が飛んでくる展開に
シルバノは面食らう場面が度々。
要所では相手を詰めて連打を狙う高山。ここでも見せ場を作った。

ただし、ダウンやストップには至らず。
シルバノは右を振って身体が流れるシーンもあり、そこにもっとパンチを合わせて
ダメージを与えて欲しかったトコロだ。

ただし、ボクサーとして良い意味で若さのある高山は、向上の余地がある筈。
6位の荒い選手相手だったら連打でTKOに持ち込む技能を得て欲しいな・・・と希望。

また、興行的にも全て判定になりそうな亀田ジムからは離れて欲しい。
内山や村田のような重量感ある選手とのダブルメイン興行だったら、
観客はスピーディーな攻防と強打での決着の両方を堪能できる。
いずれもボクシングの魅力なのだから、ファンは2度美味しいというワケだ。

これは所属ジムや他プロモーションにもお願いしたい。

亀田大毅の相手ソリスが減量失敗!戦わず無冠に!

2013年12月02日 | ボクシング
IBF&WBA世界スーパーフライ級王座統一戦の前日計量。

IBF世界スーパーフライ級王者・亀田大毅(亀田)は、
最初にサングラスと時計を着用したまま秤に乗り、
余裕を見せる筈だったが。

これが、僅かにオーバーしていたため
グラサンと時計を外し、リミットいっぱいの52.1kgで計量をパス。

これだけでも「なんだかなぁ」な印象なのだが・・・

続く対戦相手のWBA世界スーパーフライ級王者リボリオ・ソリス(ベネズエラ)が
なんと53.5kgで1.4kgオーバー!

2時間後に再計量を行うことになったが、ソリスは1時間後の再計量でも約1kgオーバー。
そのまま逆ギレしてこれ以上の減量を放棄。
自販機にスタスタと歩いて行ってペットボトルをドカドカ購入。

「飲んだらあかん!」という関係者の声を振り切って
水を飲み干し、コーラもガブ飲みし始めた。

スポ氏によると、
この結果、ソリスのWBA王座は剥奪。
試合は挙行されるが、大毅が勝利した場合は大毅がIBFとWBAの統一王者、
敗れた場合は両王座が空位になるという措置がとられる事になった。
ドローの場合は大毅のIBF王座防衛になるそうな。

相手は減量を放棄して余力を残す気マンマンだな。
またしても波乱含みですなぁ・・・。

パッキャオ、ファイトマネーを自国被災地に寄付

2013年12月01日 | ボクシング
ボクシング6階級制覇のスーパースターのマニー・パッキャオ(34才/比国)。
フィリピンの国民的英雄にして同国国会議員でもある彼は、
出身地のライフラインなどを整備した功績でも知られている。

マカオで行われたノンタイトル戦でブランドン・リオスに判定勝ちして連敗から復活し、
台風30号の被害で死者数千人、数万人もの人々が住む家を失った自国を勇気付けた。

パッキャオは試合前からファイトマネーを被災地に贈ることを宣言しており、
今回のギャラ1800万ドル(約18億円)を寄付する気マンマンだそうな。

立派ですねぇ。
私もアジアの同胞として、ほんの少しですが寄付させていただきましたが
パッキャオさんに比べたら雀の涙ですよ・・・。

しかし、それ以前に散在癖が噂されるパッキャオさん
身内の選挙資金も嵩むだろうし、
「パッキャオの口座が税金未納で凍結された」なんていうニュースまで伝えられたし、
なんか、心配な雰囲気。

本人は未納を否定してるそうだが、今後の人生も大事なので
ちょっとばかし自己犠牲の精神も抑えて欲しいトコロです・・・。