9/5、代々木第二体育館で行われたノンタイトル10回戦。
ロンドン五輪金メダリストでWBC同級12位の村田諒太(28才/帝拳)は、
同級21位でメキシコ王者のアドリアン・ルナ(24才/メキシコ)を
3‐0の判定で下し、プロ5連勝となった。
デビュー以来の連続KO勝利は4で止まり、試合後は反省の弁が出た村田、
TVの実況は「ボクシング王国メキシコの国内王者」と持ち上げてたが
メキシコも平均体型は小柄ゆえ、「王国」と言えるのは、やっぱり軽量級。
ミドル周辺ではJCチャべスJrがメキシコ国籍の世界的選手だが
全体的な層の厚さで言えば・・・。
ルナに関してはランキング通りというか、やはり世界戦には絡む事の
無い選手・・・という印象。パワーも感じないし。
そんなメキシコ王者に対し、村田はジワジワとプレッシャーを掛け、
初回で早くも右を狙い打ち。
4ラウンドにはグラついた相手を連打で攻め込み、防戦一方のルナが
思わずスリップで倒れこむ。
ダウンを取ってイイくらいのシーンで、勝敗は見えたが詰め切れず。
次のラウンド、村田は口を開け始め、大胆な踏み込みは影を潜めた。
本人も認めるスタミナ切れ。
「心肺というより筋疲労。打ち方の問題かも」と振り返った。
「もっと打たれ弱いと思っていた。パンチの殺し方がうまかった」。
年下ながらプロ21戦目の相手に苦しめられ、プロキャリアのなさを
素直に認めたという村田。
う~ん。
クネクネする相手とは既に二試合ほど戦ってるんですけどねぇ。
パンチの勢いを流されて、豪快に倒せないという課題は既に
挙がってるんですけどねぇ。
そもそもワンツーで終わりすぎだし、今回みたいに右ストレートを
低くダックする相手には、続いて左アッパーで起す工夫とかないと
一気の詰めに繋がらないのは明白。
海外で戦ったら注意されるであろうローブローもあったし、そもそも
後頭部ギリギリに打ち込む右も反則に取られるかも知れない。
終盤で相手がマークしていなかった左フックをヒットさせて
違う展開も見せたが、決め手には至らず。
これを上下に強烈に叩き込むくらいはして欲しかった。
※それ以前に、強打するスタミナが残ってなかった?
ワンツーの後、もう一度ダブルジャブから踏み込んで右ストレート
・・・・というパッキャオ的な攻撃も欲しかったねぇ。
※これもスタミナに心配あったため出来なかった?
どんな展開でも要所で有効な攻撃は必要。
攻撃を波状にして、引いてる間に呼吸や筋肉疲労を回復させるとか
工夫して、相手を仕留める技能を磨いて欲しいですねぇ。
とりあえず、まだ世界挑戦可能なランキングは不相応。
そんな印象受けたノンタイトル10回戦でした。
ロンドン五輪金メダリストでWBC同級12位の村田諒太(28才/帝拳)は、
同級21位でメキシコ王者のアドリアン・ルナ(24才/メキシコ)を
3‐0の判定で下し、プロ5連勝となった。
デビュー以来の連続KO勝利は4で止まり、試合後は反省の弁が出た村田、
TVの実況は「ボクシング王国メキシコの国内王者」と持ち上げてたが
メキシコも平均体型は小柄ゆえ、「王国」と言えるのは、やっぱり軽量級。
ミドル周辺ではJCチャべスJrがメキシコ国籍の世界的選手だが
全体的な層の厚さで言えば・・・。
ルナに関してはランキング通りというか、やはり世界戦には絡む事の
無い選手・・・という印象。パワーも感じないし。
そんなメキシコ王者に対し、村田はジワジワとプレッシャーを掛け、
初回で早くも右を狙い打ち。
4ラウンドにはグラついた相手を連打で攻め込み、防戦一方のルナが
思わずスリップで倒れこむ。
ダウンを取ってイイくらいのシーンで、勝敗は見えたが詰め切れず。
次のラウンド、村田は口を開け始め、大胆な踏み込みは影を潜めた。
本人も認めるスタミナ切れ。
「心肺というより筋疲労。打ち方の問題かも」と振り返った。
「もっと打たれ弱いと思っていた。パンチの殺し方がうまかった」。
年下ながらプロ21戦目の相手に苦しめられ、プロキャリアのなさを
素直に認めたという村田。
う~ん。
クネクネする相手とは既に二試合ほど戦ってるんですけどねぇ。
パンチの勢いを流されて、豪快に倒せないという課題は既に
挙がってるんですけどねぇ。
そもそもワンツーで終わりすぎだし、今回みたいに右ストレートを
低くダックする相手には、続いて左アッパーで起す工夫とかないと
一気の詰めに繋がらないのは明白。
海外で戦ったら注意されるであろうローブローもあったし、そもそも
後頭部ギリギリに打ち込む右も反則に取られるかも知れない。
終盤で相手がマークしていなかった左フックをヒットさせて
違う展開も見せたが、決め手には至らず。
これを上下に強烈に叩き込むくらいはして欲しかった。
※それ以前に、強打するスタミナが残ってなかった?
ワンツーの後、もう一度ダブルジャブから踏み込んで右ストレート
・・・・というパッキャオ的な攻撃も欲しかったねぇ。
※これもスタミナに心配あったため出来なかった?
どんな展開でも要所で有効な攻撃は必要。
攻撃を波状にして、引いてる間に呼吸や筋肉疲労を回復させるとか
工夫して、相手を仕留める技能を磨いて欲しいですねぇ。
とりあえず、まだ世界挑戦可能なランキングは不相応。
そんな印象受けたノンタイトル10回戦でした。