あるBOX(改)

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脚本家の市川森一さん死去

2011年12月14日 | アニメ・特撮
我々に大切な事を教えてくれた方々が亡くなっていく・・・

そんな年齢になったという事か

ネットニュースで「脚本家の市川森一さん死去」の報を知った

お亡くなりになったのは、10日午前
肺がんだったという



1966年に「快獣ブースカ」で脚本家デビューされた市川さん

「コメットさん」「ウルトラセブン」などの特撮番組や、「傷だらけの天使」などの人気ドラマを手掛け、NHK大河
ドラマの脚本で高く評価された

日本放送作家協会で理事長や会長を務め、テレビコメンテーターとしても活躍
(お笑い作家を目指した時期もあったそうだ)

少しオネエ掛かった語り口だが厳しいコメントには胸のすく思いだった

寂しいなぁ

こーじさんのブログによると、
ウルトラのコミカライズを担った内山まもる、主力ライターだった石堂淑朗も亡くなったばかり・・・・

私にとっては『快獣ブースカ』の最終回が印象深い

リアルタイム世代じゃないが、思い出しても泣いてしまうくらいだ
ブースカと主人公・大ちゃんの別れが描かれているんだが、悲しいだけの別れでなく「希望ある別れ」なのだ

地球の未来のため、宇宙に出向くブースカとチャメゴン
宇宙空間と地球の時間経過の差のため、ブースカたちが戻ってくるのは20年後

「すぐ戻るよ」と笑ってロケットに乗るブースカたち・・・



ウルトラシリーズの卒業作品となったウルトラマンエースでも印象的なセリフあり
本当に『心ある送り手』だったんだなぁ・・・と再認識

享年70才 
市川さん、ありがとう御座いました
やすらかにお休みください

我々は素晴らしい人たちに素晴らしい事をたくさん教わったが

それを次の世代に伝えられているのだろうか・・・