半年以上前になるが、テレ朝の『題名のない音楽会』で特集してたよな
観た感想としては
「いや~、参った」「ウルトラ特集でドギモ抜かれたけど、これまた凄い!」
テレ朝の公式サイトでの紹介は・・・
「題名のない音楽会:クラシックmeetsロック?新作!プログレ交響組曲 放送」
指揮者・佐渡裕さんの汗だくの指揮と、東京フィルハーモニーの演奏と、
ロックのエネルギーをオーケストラで再現しようとする意気込みがユニークな
30分間を作り出していた
何といっても
ゲストが、あの山田五郎さん
根がプログレファンだけに独自の「プログレ特権意識論」を展開
ロックもポップも何でも聴く佐渡さんも大いに肯く楽しげな対談になっていた
そしてマーティ・フリードマン登場
メタルギターでオーケストラと共演 ラフマニノフを堂々と弾き上げた
有志が作ったというタルカスのフィギュアも登場
手に乗せて「少年のように」はしゃぐ出演者たち
佐渡さんや五郎さん達が素で楽しげな姿が微笑ましくも羨ましい番組でした
そして『タルカス』のオーケストラ・ヴァージョン演奏
プログレファンでもある作曲家・吉松隆氏も登場
彼が ほぼ原曲に忠実にオーケストラ化したタルカスは、2010年7月に
『TARKUS(タルカス)~クラシック meets
ロック』としてCDリリース
ジャケットデザインもタルカス・フィギュアを登場させ、オリジナルの
ELP版を知ってる者をニヤリとさせる見事な出来ばえ
2010年3月14日の初演コンサートは、大きな話題を呼んだそうで、
今回の番組はその短縮版ともいえる内容
1970年代に大流行したプログレッシブ・ロックは
クラシックやジャズなどあらゆる音楽性を取り込み、革新的で実験的な
音楽はセールス的にも大成功を収めた
実際、タルカスは英国チャート1位を獲得している
なかでも人気の高かったのが、エマーソン・レイク&パーマー
クラシック音楽の影響を大きく受け、『展覧会の絵』のロックアレンジを始め、
多くのクラシカルな組曲を生み出し、ライヴ・パフォーマンスは小難しさとは
無縁のダイナミズムを感じさせた
番組でも全盛期ELPのライヴ映像が紹介され
地上波の朝9時に、プログレ映像が流れた事に感無量・・・
『タルカス~クラシック meets ロック』は
クラシック側からロックに対する「返答」とも言える
いよいよ番組では佐渡氏がタクトを振る『オーケストラ版・タルカス』の
演奏が始まる
演奏が始まる前には、キース・エマーソンも映像でコメント
嬉しそうにタルカスのオーケストラ化を語っていた
(まぁ、そりゃ嬉しいだろうなぁ)
クラシック作曲家の吉松隆氏が「ロックのダイナミズムを再現するため
アタックを強調した」と言ったように、演奏者の方々も大奮闘
私はまず、オープニングの「ストリングス重ね」で嬉しい驚き
「コーラスで来ると思ったが弦楽器を重ねてきたか!」と、予想を超える
展開に興奮を覚えた
演奏は「ああ、演奏者が大変そうだ!スムーズに行けてない」と思われる
シーンもあったが、概ね興奮状態持続のままエンディングへ
佐渡さんが汗だくでタクトを振り終わり、大音響のエンディングの余韻が
消える瞬間は鳥肌さえ立ちましたよ
他にも
クラシックサイドからプログレへのアプローチはあるようで
気になるのは
ピアニスト黒田亜樹さんが発表した『タルカス&展覧会の絵』
私は未だ聴いていないが、興味深いカップリングではある
『展覧会の絵』は元々ムソルグスキーが書き上げたピアノ曲
キーボードトリオのELPがロック調にアレンジした同曲を、さらにピアノで
再現したというのでしょうか
イタリア現代音楽界にデビューした日本人ピアニスト黒田氏
ジャンル横断の野心的ピアニストが、発表したこのCDも聴いてみたいものである
いっそ、こっちも『題名の無い音楽会』で再現されないかな?
観た感想としては
「いや~、参った」「ウルトラ特集でドギモ抜かれたけど、これまた凄い!」
テレ朝の公式サイトでの紹介は・・・
「題名のない音楽会:クラシックmeetsロック?新作!プログレ交響組曲 放送」
指揮者・佐渡裕さんの汗だくの指揮と、東京フィルハーモニーの演奏と、
ロックのエネルギーをオーケストラで再現しようとする意気込みがユニークな
30分間を作り出していた
何といっても
ゲストが、あの山田五郎さん
根がプログレファンだけに独自の「プログレ特権意識論」を展開
ロックもポップも何でも聴く佐渡さんも大いに肯く楽しげな対談になっていた
そしてマーティ・フリードマン登場
メタルギターでオーケストラと共演 ラフマニノフを堂々と弾き上げた
有志が作ったというタルカスのフィギュアも登場
手に乗せて「少年のように」はしゃぐ出演者たち
佐渡さんや五郎さん達が素で楽しげな姿が微笑ましくも羨ましい番組でした
そして『タルカス』のオーケストラ・ヴァージョン演奏
プログレファンでもある作曲家・吉松隆氏も登場
彼が ほぼ原曲に忠実にオーケストラ化したタルカスは、2010年7月に
『TARKUS(タルカス)~クラシック meets
ロック』としてCDリリース
ジャケットデザインもタルカス・フィギュアを登場させ、オリジナルの
ELP版を知ってる者をニヤリとさせる見事な出来ばえ
2010年3月14日の初演コンサートは、大きな話題を呼んだそうで、
今回の番組はその短縮版ともいえる内容
1970年代に大流行したプログレッシブ・ロックは
クラシックやジャズなどあらゆる音楽性を取り込み、革新的で実験的な
音楽はセールス的にも大成功を収めた
実際、タルカスは英国チャート1位を獲得している
なかでも人気の高かったのが、エマーソン・レイク&パーマー
クラシック音楽の影響を大きく受け、『展覧会の絵』のロックアレンジを始め、
多くのクラシカルな組曲を生み出し、ライヴ・パフォーマンスは小難しさとは
無縁のダイナミズムを感じさせた
番組でも全盛期ELPのライヴ映像が紹介され
地上波の朝9時に、プログレ映像が流れた事に感無量・・・
『タルカス~クラシック meets ロック』は
クラシック側からロックに対する「返答」とも言える
いよいよ番組では佐渡氏がタクトを振る『オーケストラ版・タルカス』の
演奏が始まる
演奏が始まる前には、キース・エマーソンも映像でコメント
嬉しそうにタルカスのオーケストラ化を語っていた
(まぁ、そりゃ嬉しいだろうなぁ)
クラシック作曲家の吉松隆氏が「ロックのダイナミズムを再現するため
アタックを強調した」と言ったように、演奏者の方々も大奮闘
私はまず、オープニングの「ストリングス重ね」で嬉しい驚き
「コーラスで来ると思ったが弦楽器を重ねてきたか!」と、予想を超える
展開に興奮を覚えた
演奏は「ああ、演奏者が大変そうだ!スムーズに行けてない」と思われる
シーンもあったが、概ね興奮状態持続のままエンディングへ
佐渡さんが汗だくでタクトを振り終わり、大音響のエンディングの余韻が
消える瞬間は鳥肌さえ立ちましたよ
他にも
クラシックサイドからプログレへのアプローチはあるようで
気になるのは
ピアニスト黒田亜樹さんが発表した『タルカス&展覧会の絵』
私は未だ聴いていないが、興味深いカップリングではある
『展覧会の絵』は元々ムソルグスキーが書き上げたピアノ曲
キーボードトリオのELPがロック調にアレンジした同曲を、さらにピアノで
再現したというのでしょうか
イタリア現代音楽界にデビューした日本人ピアニスト黒田氏
ジャンル横断の野心的ピアニストが、発表したこのCDも聴いてみたいものである
いっそ、こっちも『題名の無い音楽会』で再現されないかな?