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あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

おいおい、また米国の駄賃か?「ゲイシャ」ハリウッド映画化で日本人起用

2004年01月18日 | 生活
―――スポ紙情報より。

「ラスト・サムライに続け!ハリウッド、ゲイシャ役の日本人を募集!」

・・・ってんで。
米国のベストセラー小説「メモワール・オブ・ア・ゲイシャ」をロブ・マーシャル監督が映画化。主人公さゆり役の日本人をオーディションするだとの事。

普通このテの役者は日系の米国人を起用して、あやしい日本語しゃべらせたりするモノなのだが(笑)。
または黄色人種なら何でもイイと、中国系を起用して「ヤっちマいなァ!!」みたいな妙なイントネーション喋らせるモノなんだが。

今回は純粋な「日本人」のオーディションを実施。選ばれれば、いきなりハリウッド女優になれるという、夢のような話だと!

同作は、スピルバーグ監督が担当する予定だった大作で。都合により降板した同監督に代わってメガホンを取ったのが、昨年のアカデミー賞で6冠に輝いた「シカゴ」のマーシャル監督だと。

ゲイシャ=サユリ役を選ぶオーディション・ディレクターは、「ラスト・サムライ」もキャスティングした日本人女性(56才)だそうで。

以前に日記で書いた通り。
「ラスト・サムライ」の渡辺謙は、既に米ゴールデン・グローブ賞(アカデミー賞の予選的な賞?)の助演男優賞候補と、米映画俳優組合賞の助演男優賞候補にもなっている。
 
今回の原作は、アーサー・ゴールデンって作家の同名小説で。主人公は、小さな漁村出身のニッタ・サユリ。祇園の置屋に見を置き、芸者として身を立て、第2次世界大戦を経てNYに店を出すまでの波乱の生涯を描く・・・だそうな。

・・・・なんだかよう。

また胡散臭い日米映画か?これで「女優賞候補に選出」か?「同盟国」への御配慮か?派兵への見かえりか?

つ~か、原作の「メモワール・オブ・ゲイシャ」ってのは、97年に出版されて全米で400万部のベストセラーになった小説らしいが。 
この原作者に「これまでの“フジヤマ・ゲイシャ”のイメージが払拭されるなら」と取材に協力した元芸者さんから「意図とは全く異なるシナリオが展開されていた」と反駁されているっつ~んだから。

別の意味でも「日本人として手放しで喜んでイイのか、コラ!」と言いたくなるってもんだ。←なんか佐高信みたいになって来たな、オレ(笑)

彼女自身、(小説ほどでは無いが)成功を収めて自伝を執筆されており。名前や生い立ちなど共通する部分が多いというし。
それなのに「やっぱりゲイシャ・ガール」の旧態然としたイメージ通りのシナリオ送りつけられちゃ、そりゃメディアで反駁もしたくもなるってモンですよ!

―――つ~か。

もう、こうなったら「女優賞」でも「男優賞」でも獲ってちょうだい。

そして授与式の壇上で、「ボウリング・フォー・コロンバイン」のマイケル・ムーア監督みたいに「恥を知れ!ブッシュ!」と言ってみせろ!

そしたら、渡辺謙さんに大・大・大拍手を送りますよ。

映画「木更津キャッツアイ」を見に行く

2004年01月18日 | 生活
「完全燃焼!」ってコトで。
クドカン脚本の「木更津キャッツアイ映画化」ってコトで。

ドラマ時代、そんなに見て無かったクセに映画見てきました。

ジャニーズは嫌いだが、ぶっさんは気に入ってるので。

つ~か、いきなり「ぶっさん命日の集まり」で数十年後。
バンビが若尾彰、モー子が伊佐山ひろ子で登場してるし(笑)。そこからツボなんだから困ってしまいました。

――で、ストーリーとしては。

主人公、21才にして余命半年を宣告されたぶっさん(岡田准一)は。死体安置所で突然蘇り仲間の度肝を抜いてから、また半年後の夏も元気で。野球・ビール・友達との遊びに明け暮れる毎日(仕事は!?!?)。

高校生時代に甲子園出場を目指していた仲間5人は、草野球チーム「木更津キャッツ」で活動する傍ら、夜は怪盗団「木更津キャッツアイ」として活躍(?)中。

そこに、地元にヒーロー「氣志團」が現れる。彼等が育った孤児院「甘えん坊ハウス」が地上げ屋に狙われているというのだ。
資金繰りのため、彼らは木更津でロックフェスティバル「フジミ・ロック・フェスティバル」の開催を計画。木更津キャッツに前座を依頼する。
オリジナル・ソングでの参加を指令されたキャッツ。「フジミ・ロック・フェスティバル」の成功は彼等にも掛かっていた!

―――なんちゅう粗筋なのだが。それは飽くまで只の粗筋であって、挿入される数々の下らないエピソードや余談のスピード感に頭クラクラ。約2時間の上映時間があっという間に過ぎてしまいました(笑)。

やっぱ作りがPOPだわ。

ドラマでお馴染みの登場人物も健在だし。
モー子(酒井若菜)は、相変わらずホットパンツ履いてアホみたいな喋り方してるし。
モー子とラブラブのバンビ(櫻井翔)、ビール飲む溜り場「野球狂の詩」のマスター(佐藤隆太)、アニ(塚本高史)、尾行が趣味のうっちー(岡田義徳)など以前と変わらず騒がしいし。

ナゼかドラマで死んだはずの「笑顔で人を幸せにする小奇麗な浮浪者」オジー(古田新太)は復活してるし。ぶっさんの父・公助(小日向文世)はローズ(森下愛子)との間にベビー出来てるし。
哀川翔さんは、Vシネのキングだし。

そして映画で初登場のユンソナは、韓国パブに嵌ったぶっさんの恋の相手となるし(これがイイ感じ)。
同じく映画で初登場のウッチャンは、学生時代の美礼先生(薬師丸ひろ子)の恋人役として学生服に身を包み(回想シーン、子役を使わず!)キレのいい「野っ菜~♪もっさ~い♪ソーレソーレ!」を踊り狂って見せる。←これが凄い!!
結局、ウッチャンの怪演が一番印象に残ったじゃねぇえかよ。

後半はぶっさん臨終(?)あり、南の島への漂流あり、なんか分からん怪獣の登場ありでメチャクチャなんだが、勢いとスピード感で見せてしまった監督さんは偉い(笑)!

またしても何の意味もないモノを見てしまった。そして思いっきり楽しんでしまった。

ま、一種のファンタジーとして。辺に辻褄あわせた話よりカタルシスあるけどね。

脳を休めるには、こんなワケの分からんモノ観た方がいいんだよね。

んなトコでスッキリしたい人にはオススメです。
「ぴあ」の映画満足度アンケートでも高得点上げてますから(そりゃドラマ見て期待してる連中の「期待以上」のバカバカしさなんだもん。期待のベクトルと方向一緒のバカバカしさ。そりゃ「100点」がガンガン点けられるさ)。

生真面目な人は見ない方がイイとは思いますが(笑)。

◆1/17(後楽園ホール)の試合結果
○4R
芹江匡晋 判定 石本康隆
上園隆昌 判定 島根秀明
新保 力 判定 市川和幸
○6R
折田力人 判定 妹尾覚士
太田篤史 判定 木山 進
○8R
三澤照夫 負傷判定6R 正藤秀明
○10R
湯場忠志 TKO2R  廬 錫根