―――スポ紙情報より。
「ラスト・サムライに続け!ハリウッド、ゲイシャ役の日本人を募集!」
・・・ってんで。
米国のベストセラー小説「メモワール・オブ・ア・ゲイシャ」をロブ・マーシャル監督が映画化。主人公さゆり役の日本人をオーディションするだとの事。
普通このテの役者は日系の米国人を起用して、あやしい日本語しゃべらせたりするモノなのだが(笑)。
または黄色人種なら何でもイイと、中国系を起用して「ヤっちマいなァ!!」みたいな妙なイントネーション喋らせるモノなんだが。
今回は純粋な「日本人」のオーディションを実施。選ばれれば、いきなりハリウッド女優になれるという、夢のような話だと!
同作は、スピルバーグ監督が担当する予定だった大作で。都合により降板した同監督に代わってメガホンを取ったのが、昨年のアカデミー賞で6冠に輝いた「シカゴ」のマーシャル監督だと。
ゲイシャ=サユリ役を選ぶオーディション・ディレクターは、「ラスト・サムライ」もキャスティングした日本人女性(56才)だそうで。
以前に日記で書いた通り。
「ラスト・サムライ」の渡辺謙は、既に米ゴールデン・グローブ賞(アカデミー賞の予選的な賞?)の助演男優賞候補と、米映画俳優組合賞の助演男優賞候補にもなっている。
今回の原作は、アーサー・ゴールデンって作家の同名小説で。主人公は、小さな漁村出身のニッタ・サユリ。祇園の置屋に見を置き、芸者として身を立て、第2次世界大戦を経てNYに店を出すまでの波乱の生涯を描く・・・だそうな。
・・・・なんだかよう。
また胡散臭い日米映画か?これで「女優賞候補に選出」か?「同盟国」への御配慮か?派兵への見かえりか?
つ~か、原作の「メモワール・オブ・ゲイシャ」ってのは、97年に出版されて全米で400万部のベストセラーになった小説らしいが。
この原作者に「これまでの“フジヤマ・ゲイシャ”のイメージが払拭されるなら」と取材に協力した元芸者さんから「意図とは全く異なるシナリオが展開されていた」と反駁されているっつ~んだから。
別の意味でも「日本人として手放しで喜んでイイのか、コラ!」と言いたくなるってもんだ。←なんか佐高信みたいになって来たな、オレ(笑)
彼女自身、(小説ほどでは無いが)成功を収めて自伝を執筆されており。名前や生い立ちなど共通する部分が多いというし。
それなのに「やっぱりゲイシャ・ガール」の旧態然としたイメージ通りのシナリオ送りつけられちゃ、そりゃメディアで反駁もしたくもなるってモンですよ!
―――つ~か。
もう、こうなったら「女優賞」でも「男優賞」でも獲ってちょうだい。
そして授与式の壇上で、「ボウリング・フォー・コロンバイン」のマイケル・ムーア監督みたいに「恥を知れ!ブッシュ!」と言ってみせろ!
そしたら、渡辺謙さんに大・大・大拍手を送りますよ。
「ラスト・サムライに続け!ハリウッド、ゲイシャ役の日本人を募集!」
・・・ってんで。
米国のベストセラー小説「メモワール・オブ・ア・ゲイシャ」をロブ・マーシャル監督が映画化。主人公さゆり役の日本人をオーディションするだとの事。
普通このテの役者は日系の米国人を起用して、あやしい日本語しゃべらせたりするモノなのだが(笑)。
または黄色人種なら何でもイイと、中国系を起用して「ヤっちマいなァ!!」みたいな妙なイントネーション喋らせるモノなんだが。
今回は純粋な「日本人」のオーディションを実施。選ばれれば、いきなりハリウッド女優になれるという、夢のような話だと!
同作は、スピルバーグ監督が担当する予定だった大作で。都合により降板した同監督に代わってメガホンを取ったのが、昨年のアカデミー賞で6冠に輝いた「シカゴ」のマーシャル監督だと。
ゲイシャ=サユリ役を選ぶオーディション・ディレクターは、「ラスト・サムライ」もキャスティングした日本人女性(56才)だそうで。
以前に日記で書いた通り。
「ラスト・サムライ」の渡辺謙は、既に米ゴールデン・グローブ賞(アカデミー賞の予選的な賞?)の助演男優賞候補と、米映画俳優組合賞の助演男優賞候補にもなっている。
今回の原作は、アーサー・ゴールデンって作家の同名小説で。主人公は、小さな漁村出身のニッタ・サユリ。祇園の置屋に見を置き、芸者として身を立て、第2次世界大戦を経てNYに店を出すまでの波乱の生涯を描く・・・だそうな。
・・・・なんだかよう。
また胡散臭い日米映画か?これで「女優賞候補に選出」か?「同盟国」への御配慮か?派兵への見かえりか?
つ~か、原作の「メモワール・オブ・ゲイシャ」ってのは、97年に出版されて全米で400万部のベストセラーになった小説らしいが。
この原作者に「これまでの“フジヤマ・ゲイシャ”のイメージが払拭されるなら」と取材に協力した元芸者さんから「意図とは全く異なるシナリオが展開されていた」と反駁されているっつ~んだから。
別の意味でも「日本人として手放しで喜んでイイのか、コラ!」と言いたくなるってもんだ。←なんか佐高信みたいになって来たな、オレ(笑)
彼女自身、(小説ほどでは無いが)成功を収めて自伝を執筆されており。名前や生い立ちなど共通する部分が多いというし。
それなのに「やっぱりゲイシャ・ガール」の旧態然としたイメージ通りのシナリオ送りつけられちゃ、そりゃメディアで反駁もしたくもなるってモンですよ!
―――つ~か。
もう、こうなったら「女優賞」でも「男優賞」でも獲ってちょうだい。
そして授与式の壇上で、「ボウリング・フォー・コロンバイン」のマイケル・ムーア監督みたいに「恥を知れ!ブッシュ!」と言ってみせろ!
そしたら、渡辺謙さんに大・大・大拍手を送りますよ。