本を読んだ。
★京都の平熱――哲学者の都市案内(講談社学術文庫)
著者:鷲田清一
出版社:講談社
鷲田さんは京都生まれの、京大卒業の、そして哲学者。
これだけで、彼はどういう人か、大体は想像できるでしょう。
初めて、鷲田さんの文章を読みましたが、予想通りでした。
京都人らしく、ちょっと斜め視線も取り入れ、
青春の想い出を語りながら、リアルな京都案内です。
ほとんど全てにおいてオカシイくらい納得でした。
京都人はほとんど同じ空間に生きているんですね。
そこが一番オカシイところです。
京都は息苦いくらいほんとに狭い。
時々ですが、
その狭さが程よく心地よく感じることもあります。