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映画、読書などのメモ

最低で最高のサリー

2020-02-29 | chinema(欧米系映画)

プライムビデオで観る。


★最低で最高のサリー
The Art of Getting By
監督:ギャヴィン・ウィーゼン
出演者:フレディ・ハイモア、エマ・ロバーツ、他
2011/アメリカ
サンダンス映画祭出品時は、『Homework』のタイトルで上映。
日本では劇場公開されず、
2012年6月にDVD・BDが発売された。


原題タイトルの意味がよくわからない。
が、
「まぁ、なんとなく」かな?
アートらしくていい?

 

でもこれじゃ、
劇場公開タイトルにはなりませんね。
かといって
「最低で最高のサリー」というのも。


登場人物たちには
何処か何となく
煮え切らない曖昧さがあるんですね。
そこがこの映画の魅力です。

人生って、
この曖昧感の連続かな。

 


美術教師の励ましの言葉がよかった。
自分の心の声をきけ
自分に正直に描け
愛しいと思うものものを正直に描け
勇気あるものを描け
ちょっと背筋が伸びました。

 

ホイットニー美術館を訪れるシーンがあります。
サイ トゥオンブリーの線描画の前で
マーク・ロスコの抽象画の前で
それぞれに感想を述べるシーン。

僕はどちらの作家も好きなだけに
ちょっと興奮、
いや、この映画で一番ドキドキしたシーンでした。


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