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映画、読書などのメモ

嵐電

2021-05-11 | chinema(日本映画)

シネマです。
この電車に乗ればどこまでだって行けますよ

 


★嵐電
監督:鈴木卓爾
出演者:井浦新、大西礼芳、安部聡子、金井浩人、窪瀬環、石田健太、他
主題歌:あがた森魚「鳥ガール星ガール」
2019/日本

 

 

嵐電を舞台に3つの物語、男と女の物語が描かれています。
それぞれがまったく別の世界観ですが、
登場人物は交差しながら進行します。
ふわ〜〜〜とした曖昧模糊とした登場人物。
時空を飛び越えた怪奇的空間。
嵐電の醸しだすイメージに沿った物語?
と思えば納得です。


嵐電は私にとって生活の一部です。
過去も現在も。
映画を観ながら、懐かしさと心のざわめきを感じました。
また、ちょっぴり不満も感じました。

制作スタッフは、嵐電に親しみや興味を感じているでしょうが、
愛情みたいな想いは持っているのでしょうか?
嵐電を舞台に怪奇的表現に至るのはわかりますが、
嵐電のリアルな存在感がちょっと不足。
欲張りな注文です。


オープニングの路面の嵐電登場シーンは盛り上がりますね。
夜の龍安寺駅で嵐電が離合するシーンは
せつない最高のラストシーン。
昔も今も変わらぬ嵐電物語。


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