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A&K の NOTES

陽はまたのぼり、陽はまたしずむ。あちこち歩き回りながら、スケッチを楽しんでいます。

映画 けいおん!

2018-07-25 | chinema(日本アニメ映画)

 

 

★映画 けいおん!
監督:山田尚子
制作:京都アニメーション
2011/日本アニメ

 


「京都アニメーション」の名前を知るきっかけとなった作品。
京都にもすばらしい才能と情熱をもったアニメ集団がいるんだと知り、
彼らの制作スタイルに興味を持った。

 

 

バンドアニメらしく、
メンバーがいつも一緒に行動。
もこもこ、もこもこ。
このリズムがこの作品の魅力。
「けいおん女子」の細やかな感情を表現しながら
もこもこ、もこもこ。
繊細な神経が、隅々までゆきとどいた作品。
他のアニメでは見られない印象的な色彩が鮮やか。

京都の街中に楽器を背負った女の子があちこち。
リアルにもこもこ、もこもこ。

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ももへの手紙

2018-02-28 | chinema(日本アニメ映画)


映画を観た。

★ももへの手紙
監督:沖浦啓之
声の出演:美山加恋、優香、西田敏行、山寺宏一、チョー、他
2012/日本アニメ

監督は『人狼 JIN-ROH』の沖浦啓之。
監督のルーツは交通の要所として栄えた広島の鞆の浦だそうです。
自分に繋がる地域の瀬戸内を舞台に物語を作りたかったようです。

「気がつけば、私、ひとりじゃなかった。」そんなかなりハートフルなファンタジーでしたが、アニメだからこその味わいがあり、十分楽しみました。あの辺りには何度も出かけていますので、雰囲気はよく解ります。穏やかな瀬戸内の風景、漁村の風景、街並が見事に描写され、いつもながら、アニメ絵画にはウットリさせられます。今回は妖怪たちも活躍しますので彼らの表情が生き生き。

 


物語は《日本的親子の情感たっぷり》で、アニメならの面白さも味わえるのですが、背景となる絵と動く絵との間に、ぎこちない違和感と平板さをも感じさせたのは、惜しい!アニメづくりは徹底的に細分化作業されてるんですね。もっともこれだけの作品を一つのスタジオだけで作り上げるのは、無理なんでしょうが、、、、。

舞台となった《汐島》は架空の島ですが、モデルとなったのは、広島県呉市の大崎下島(大長・御手洗)と言われています。御手洗地区は「重要伝統的建造物群保存地区」だそうです。物語では、建設途中となっている橋は尾道・今治を結ぶ本四架橋別名《しまなみ海道》でしょう。ということは、時代としては90年代後半の夏の物語。どこかのんびり感を感じさせてくれるはずです。《映画を見た後に実際に訪れたくなるような場所》として、沖浦監督が選んだそうですが、なるほど、《訪ねたく思いました》。いわゆる《聖地巡礼》というやつでしょうが、スケッチの旅にちょうど良さそうです。

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ゲド戦記

2017-11-30 | chinema(日本アニメ映画)

映画を観た。

★ゲド戦記
監督:宮崎吾朗
原作:アーシュラ・K.ル=グウィン
声の出演:岡田准一/手嶌葵/田中裕子/香川照之/菅原文太
2006/日本アニメ

アニメ映画《ゲド戦記》を見た。
2006年公開だから、ずいぶんと前の作品である。
当事はかなり酷評が続いて、さすがの僕も、「DVDでたら、レンタル作品」と決め込んでいた。しばらく忘れていたが、突然、あの《ゲド戦記》を思い出し、レンタル。

僕は原作を読んでないのであくまで想像での感想だが、
《原作者は、よく我慢したね》
《原作ファンは怒ったでしょうね》

アニメ線画の平板な表現からくる幼稚感、脚本の曖昧さ、そして一番大事な《テーマの未消化感》が伝わった。したがって、表現作品の醸しだす高揚感が希薄で、作品としては幼い。が、この竜との会話シーンの絵だけは印象に残る。挿入曲も耳に心地良く。

パパ宮崎は、引退宣言を撤回し、次回作に燃えているそうだ。
たのしみ。

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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

2017-11-30 | chinema(日本アニメ映画)

映画を観た。

★ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
EVANGELION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE.
監督:庵野秀明(総監督)
声の出演者:緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子、坂本真綾、他
音楽:鷺巣詩郎
主題歌 :宇多田ヒカル「Beautiful World -PLANiTb Acoustica Mix-」
2009/日本アニメ

混迷を深め、迷宮入りの「エヴァ」ですが。

「エヴァ」の物語は劇場版としてリニュルされて2作目にあたり、1作目からおよそ2年間の時間をかけている。早いか遅いかは意見の分かれる所だが、ボク自身の時間感覚からいえば、驚異的ともいえる短い時間であり、TVシリーズおさらい的だった「序」から一歩すすめ、起承転結でいう「承」の部分に当たる物語になっている。新たなファンを獲得したいという商業的狙いもあるだろうが、制作監督である庵野秀明さんの「エヴァ物語」の完結に向けての強いメッセージ性を感じた。予定通りの制作過程で、かなりの衝撃的迫力で物語の核心へと展開しつつあるような気がする。巷で話題?になってきた疑問点の核心に答えようとしているのである。人造ロボット「エヴァ」の最終機能は?「人類補完計画」とはいったいどんな計画? いよいよその方向性が見えはじめた。具体的に予想できる範囲に入り込んできたといえる。

セカンドインパクトからサードインパクトへ、物語は常に拡散傾向にあり、訳の分からぬ禅問答のような言葉で物語をひっぱり、キャラを面白く魅せる事で何とか凌いできたような物語。「ソフトパッケージ」などと言われるくらい商業的には大成功ですが、物語の将来をほとんど予測できないので、ひょっとしたら、制作者自身に物語を終局まで持ち込む力がないのかと、半信半疑な趣で観ていた。しかし、どうやら、新たなエネルギーで動かすようだ。

しかし、ボクらの期待にこたえてくれるだけの壮大なスケールを内在しているのだろうか。完結に向かわせたことによって、「エヴァ」本来の未完のエネルギーが逆に失われはしないか、予定調和的幼稚さをさらけだしはしないかと余計な不安を持つ。戦闘シーンでのあの曲の使い方では、ボクの期待感とは方向が少し違う。

映像は前作より一層鮮やかであり、キャラデザインも力強く、物語全体に視覚的エネルギーが強力になっている。生理的に残虐な映像も「エヴァ」の魅力でもあり、今回もかなり血を流した。

それぞれの人物の内面に切り込むようになった。特に綾波レイ、アスカの言葉がより人間的になり、フュイギアのような世界から、人間ドラマへとかわりつつある。大きな物語の変化が読み取れる。


「エヴァ」のキャラクターデザインは、貞本義行さん。メカデザインは山下いくとさん、そして、庵野秀明さん。他にもたくさん参加しているようですが、この3人の役割が今回の「エヴァ・破」ではどうなっているのか、まったくよくわからない。著作に関わる単なるクレジットなのか、制作には誰が直接深く関わっているのか。

 

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エヴァンゲリヲン新劇場版:序

2017-11-29 | chinema(日本アニメ映画)

映画を観た。

★エヴァンゲリヲン新劇場版:序
EVANGELION:1.0 YOU ARE (NOT) ALONE.
監督:庵野秀明(総監督)
声の出演者:緒方恵美、林原めぐみ、三石琴乃、他
音楽:鷺巣詩郎
主題歌:宇多田ヒカル「Beautiful World」

新しい物語にしようとする意欲はところどころに感じられる。
「エヴァ」定番のシーンを残しながら、圧倒的にビジュアルアップ。
「迫る迫力はさすがです。
物語にも少し変化が見られ、
この後の展開が予想不可能になった。

「残酷な天使のテーマ」の音楽が消えた。
あのテーマ曲は「エヴァ」の象徴だっただけに残念。
劇場で新しい「エヴァ」として聴きたかった。
宇多田ヒカルさんも悪くはないけど、
あの曲の「母性愛」と「宗教性」にはかなわない。

と。

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ベルセルク 黄金時代篇III 降臨

2013-07-04 | chinema(日本アニメ映画)

 

ベルセルク 黄金時代篇III 降臨

PS3にBDをいれて、パナのビエラで。
(劇場版と同じR15+)

黄金時代3部作の最終編である。
1部はそれなりに期待を持たせ、
2部はなんとなくこの調子だとヤバいと想い
3部でこれはちょっと困った。
惜しいなぁ。
エログロシーンだけを強調したようなアニメになってしまった。
(R18+バージョンも存在するらしいが、、、)
キャラの輪郭をもう少し丁寧に描けば、評価も相当違ったものになったと思う。
アニメの絵作りで精一杯だったようだ。
これでは《ベルセルクファンだけしか理解できない》

最後のシーーンがほとんど意味不明。
これでは次に繋がらないではないか。
ここはしっかりと
ガッツの強い《宣戦布告の想い》を入れるべきだった。

●ベルセルク 黄金時代篇III 降臨
2012/日本アニメ
オフィシャルサイト

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図書館戦争 革命のつばさ

2013-06-11 | chinema(日本アニメ映画)

 

★図書館戦争 革命のつばさ
原作:有川浩
監督:浜名孝行
キャラクター原案:徒花スクモ
キャラクターデザイン:中村悟
アニメーション制作:プロダクション I.G
2012/日本アニメ


文庫本の《表紙の絵の鮮やかさ》に惹かれました。
そこでTVアニメをTSUTAYAでレンタル、全作観てみました。
アニメだからこそ描くことができる世界が面白く、
素直な躍動感ある絵にも好感が持てました。
メッセージ性があるようでないようで、
その加減もなかなかいい調子。

劇場アニメ版も観ました。
“好き”から逃げない。
ポジなキャッチコピーで、
これはしっかり《恋愛物語アニメ》ですが、
なかなかどうして、
かなり骨太で意味深いメーッセージをも含んでいる。
《表現の自由を守る戦い》であり、
そのための《図書館戦争》ですから。
ところがそれほど《重要な問題》であるにもかかわらず、
一般国民は笑ってしまうくらいの《無感覚》。
《自分たちでは決められない》
《そうだ、外圧頼みだ》
何やら、日本の現在状況を描いているかのような
ある意味不気味感さえ感じてしまいます。


《原発危機》の作者である当麻蔵人が《良化特務機関》に狙われる。
其の逃亡劇に《恋愛物語》を挿入しながら、
劇場アニメは進行。
《キャラ読み》ならぬ《キャラ観》すれば、
当麻蔵人がこの《今回の劇場アニメの全て》のような気もしました。
所々で発する彼の言葉がジーンときます。
この人何処かで観たような風貌だなと思っていましたが、
彼が大阪へ逃亡する下りから、
《あつ、司馬遼太郎ダァー》と決めつけてしまいました。

 

途中ちょっと立ち止まって考えさせられた言葉。
《正義を守るために武器を持つ。しかし、武器を使った途端、正義は無くなる》

 

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ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵

2012-02-15 | chinema(日本アニメ映画)

 

★ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵
原作:三浦建太郎
監督:窪岡俊之
世界観監修:岩尾賢一
2012/日本アニメ

 


アニメは読んだことないし、
詳しい物語は知りませんが、
《絵》は多少は知っているので、観てきました。
今後の展開として、アニメらしい《相当スケールな世界観》は予想できるし、
色彩も鮮やかでした。
《どぎつい血しぶき》が飛んだりとグロっぽいところもあり、グイグイ押してきます。
ただちょっと《力みすぎ》で、やはり《ヤングオタク向け》ですね。
館内は20歳前後の男女ばかりでした。
このポスターの絵はなかなかのお気に入り。

 

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スカイ・クロラThe Sky Crawlers

2009-01-11 | chinema(日本アニメ映画)

映画を観た。

 

 

★スカイ・クロラ
The Sky Crawlers
監督:押井 守
音楽:川井 憲次
声の出演:加藤浩次、テリー伊藤、菊地凛子、加瀬亮、谷原章介、他
2008/日本


原作「スカイ・クロラ」シリーズは、
地上の人間臭さやしがらみを嫌い、空を舞い、ただただ戦う瞬間に生を燃やす「キルドレ」たちの刹那感や焦燥感、そして爽快感が語られ、「生きる意味」を繰り返し繰り返し、謎のように問いかけている。地上での物語の説明はできるだけ簡潔にして、空での飛行戦に多くの文章を費やしている。

 

このメビウスの輪のような物語を、
監督押井さんは、1作目の「スカイ・クロラ」の物語をある程度忠実に追いかけながらも、かなり解り易く人間くさいドラマに仕上げた。誰でもが感情移入しやすい地上のドラマの部分を再編することによって、ちょっとメロドラマ風にしてしまった。脚本チームは行定勲さんチームである。

映画の物語展開はかなり原作を追いかけているが、ドラマの再編にあたっての方向は「人間臭さ」という情緒面の強化である。そのためのいくつかの作戦が実施された。

1・整備士の笹倉を女性にしたこと。これは意味がある。キルドレを見守る母性愛を演出し、情緒の強化。
2・主題の「愛と生と死」というコピーを全面に押し出し、メロドラマ仕立てにしてしまった。その結果、地上の物語の鬱具合が増した。原作とは逆の方向に向った。
3・カンナミ:加瀬亮、クサナギ:菊地凛子、トキノ:谷原章介はこの映画の物語にはドンピシャ。特に、クサナギの声に菊池凛子さんの声の表情がばっちり合い、人間臭くて情緒の濃いそしてどこか子供っぽいクサナギが生れた。
4・舞台をヨーロッパ北西部の海岸地帯に限定したことで、物語に潤いを与えた。ケルトの文様の石碑などが描かれていたので、アイルランドなどの湿気の多い海岸地帯だろうか?
5・戦闘の3Dと地上の物語の線画を上手く使い分け、世界観の均衡を保っている。3Dの部分はほんとに美しい映像であるが、線画の部分はもう一工夫あっても良かったのではという物足りなさを感じた。

などなどかな。

テーマを絞り、非常に解りやすい(感情移入しやすい)映画だった。
不特定多数の観客に訴えるようにした戦略は成功である。
劇場でも男女を問わず年代を問わず、いろんな層の人たちがいた。
外国人も数グループいた。
原作のシリーズを読んでいるので、物語の展開の先は読めている。
アニメをどのように仕上げたかというところに関心いくのは仕方がない。
観てから読むのか、読んでから観るのか。
映画を先に観るほうが、新鮮な驚き、感動が高くて愉しめそうな気がする。

一番美しい所は、白い線が微妙に揺れながら、飛行場に着陸する場面。
白い線と黄緑の原野の対比が美しく、緩やかな間が心地よかった。
穏やかな間。
生と死の穏やかな間。

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ピアノの森

2007-08-24 | chinema(日本アニメ映画)

 

★ピアノの森
監督:小島正幸
声の出演:上戸彩、神木隆之介、宮迫博之、川田裕美、他
制作:マッドハウス
2007/日本

魅力的なアニメ映画。
マッドハウス制作。
主要なピアノはあのアシュケナージさんが参加。
(酔っ払いながら彼のモーツァルトを聴くと、
もう逝ってもいいかと本気で思う時がある)
主人公海少年には上戸 彩さん。


予想どおり、音楽は抜群。
上戸さんもばっちり生き生きとした少年。
アニメの作りも丁寧。
雨宮少年をもう少し魅力的にできなかったかと悔やむくらい。
クラシックファンなら充分楽しめます。
非常に臨場感が伝わり、純な気持ちで共感できる。
劇場では迫力満点。 

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パプリカ

2007-03-13 | chinema(日本アニメ映画)

 

★パプリカ
監督:今敏
原作:筒井康隆
2006/日本アニメ

 

「夢が犯されていく」
エキサイティングな鮮やかな色彩。
めちゃくちゃなストリー。

 

「筒井ワールドをアニメ化すると、
こんなにも楽しくエキサイティングになるよ。」
という映画です。
筒井さんの世界はとにかくはちゃめちゃですから、
その世界を表現するには、
アニメが一番効果的手段。
今敏さん「してやったり」の思い。


映像はすばらしく新鮮で、
刺激的で、
パワフルです。
つい引きこまれ
「えい、馬鹿馬鹿しいけど、付き合うよ」と
本気にさせてくれました。
そこが筒井ワールドの罠です。


スタッフも強力。
監督は今敏さん。
キャラクターデザインは「もののけ姫」「「千と千尋の神隠し」の安藤雅司さん。
そして、
パプリカのヴォイスはあの「エヴァンゲリオンの綾波レイ」の林原めぐみさん、
音楽は平沢進さん、
などなど。
制作マッドハウス。


私は最近は、
夢と現実の狭間で生きているような気がしています。
行ったり来たり。
そのうち境界線が無くなってしまうような。
ヤバイな。 

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エヴァンゲリオン(TV版)

2006-10-02 | chinema(日本アニメ映画)

「エヴァンゲリオン」を見たくなり、
「TSUTAYA」の会員になって借りてきました。
大学生の息子いわく
「親爺、どうしたん?」。
といいながら、
うれしそうに
「エヴァンゲリオン」について解説してくれました。

 

テーマ音楽がとても心地よく、
心を開放的にさせてくれます。
美術デザインも私好みで、
登場人物のキャラも個性的で気に入ってしまいました。
息子いわく
「最後に劇場版をみたらいいよ」とのこと。

 

繊細で魅力的なキャラクターを生み出すのは、貞本義行さん。
「時をかける少女」のキャラクターデザインをてがけています。
アニメを表現する繊細な線が若者たちの感性を引きつけるのでしょうか。

 

これってTVで放送してたんでしょう。
アニメといえば子どもが対象でしょう?
でも難し過ぎるよ。
テレビアニメとしてはとても異質ですよ。
いろんな世界観がごちゃごちゃ入っているので、
ストーリーの整理が大変です。


ようやく
TV版26話、を全部、劇場版「air/まごころを君に」を見終えました。

はじめのころはシトとの戦いがダイナミックに表現され、
それなりにアニメ活劇としてのおもしろさがありましたが、
最後のシトの消滅のころから、
人間の内部をしつこく追い始め、
難解な言葉表現とドロドロした殺戮表現の繰り返しでした。

そこまでしなければ表現できない世界かなと
多少の疑問を持ちながらみていました。
終りかたに製作者の混乱があるのは、
20世紀末という時代の反映でしょうか。
「世紀末エヴァンゲリオン」になっているようです。
いまから振り返ればそんな気もします。

 


21世紀の今、
劇場版「新世紀エヴァンゲリオン」に期待を持って待ちます。

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