有田芳生の『酔醒漫録』

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【補筆版】統一教会「拉致・監禁」キャンペーンの大破綻

2010-10-13 21:59:59 | インポート

 統一教会が最大の力を注いできた後藤徹氏「拉致・監禁」キャンペーン。政治家の圧力などもあり、1年以上にわたり警視庁、東京地検が捜査を行ってきたが、2009年12月9日に不起訴となった。しかし後藤氏は信者である福本修也弁護士を代理人に検察審査会に申し立て。東京第4検察審査会は10月6日に「本件各不起訴処分はいずれも相当である」と議決した。まるでアウシュビッツにいたかのような後藤氏の写真を撮影したのは、ルポライターの米本和弘氏。私は当初から後藤氏の「姿」について疑問を持っていた。いずれ機会があれば関係者から驚くべき証言があるだろう。統一教会に関心のない方も、この議決文の「9ページ」後半「逮捕監禁致傷」はぜひ読んでいただきたい。「一心病院」(統一教会系)の謀略的な作為が見事に明らかにされている。議決は家族の心情を紹介、「このように申立人のことを大事な、大切な家族として思っている被疑者らが申立人に対して傷害を負わせたとすることについては疑問である」と結んでいる。ここに問題の核心がある。捜査関係者は「統一教会サイドが再び申し立てしても無理」と語っている。以下、議決文を掲載する(クリックすれば拡大)。

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