有田芳生の『酔醒漫録』

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

鈴木宗男VS佐藤優「検察と外交」を聞く

2010-10-06 18:26:45 | 参議院

 10月6日(水)国会内で西川きよしさんとばったり遭遇、短い立ち話。テレビクルーがいたので何かの撮影なのだろう。衆議院議員会館の会議室で鈴木宗男さん、佐藤優さんの対談「検察と外交」を聞く。会場は民主党だけではなく、自民党、社民党の国会議員やメディアも出席して満席。いくつもの新しい視点が出されたが、鈴木さんが主張するように、検査審査会も可視化すべきという提案に同意する。尖閣諸島問題での対応では、「政争の具とすべきではなく、領土という国家主権に関する世論を形成すべき」というのが両者共通の主張だった。平成10年の沖縄県知事選挙時に官房機密費が3億円出されたことも鈴木さんは暴露、野中広務官房長官(当時)との会話も披露したが、このテーマは時間切れ、次回となった。会場には『酔醒漫録』の版元「にんげん出版」の小林健治さんや解放出版の多井みゆきさんの姿も。小林さんからは新刊の筆坂秀世・宮崎学『日本共産党VS解放同盟』、大窪一志『アナキズムの再生』(いずれもモナド新書)を献本していただいた。地下鉄で帰るというお2人と別れて参議院に戻るところで、再び遭遇。慣れないと道を間違えるほどわかりにくい構造なのだ。


法務部門会議で大阪地検特捜部問題を議論

2010-10-06 11:24:54 | 参議院

 10月6日(水)朝7時半に議員会館へ。8時から衆議院第2議員会館多目的会議室で第1回の法務部門会議。法務省の担当者から臨時国会提出予定法案について説明があった。その後、大阪地検特捜部による証拠改ざん問題について議論。私は前田恒彦検事の個人的犯罪でなく、上司にまで逮捕者が出たことは、背景にある体質にまで鋭いメスを入れるべきと語った。なぜなら前田検事は書き込みソフトの銘柄を具体的に説明するなど、同僚検事に証拠改ざんを誇っていたからだ。そうした背景を見れば、前田検事がこれまで扱ってきた裁判、そこで得られた供述にまで再検討が求められている。そうした体質を検証するのに最高裁だけで可能なのか。第3者委員会の検証が必須だ。会議が終わって国会図書館の議員閲覧室へ。国会周辺をしばし散歩。午前中だけでも5000歩ほど歩いた。