有田芳生の『酔醒漫録』

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

政界再編から権力再編へ

2010-01-18 10:13:39 | 随感

 1月17日(日)阪神大震災から15年。お孫さんを亡くした女性が涙ながらに「いまでもつらい」とテレビで語っていた。時間感覚は当事者であるかどうかで違うのだろう。地下鉄サリン事件も同じこと。ついこの間のことにしか思えない。成増で長瀬達也区議、井上航区議と懇談。いずれも30代の若い政治家。駅頭や街頭での宣伝方法など、いくつもの興味深い話を聞いた。候補者の「本人」タスキや電車の始発から最終まで駅に立って宣伝する手法などにも、当り前のことだが、起源があったことを知る。民主党の小沢問題。テレビ朝日「スーパーモーニング」で検察出身のO弁護士が「検察官に私情はない」などと捜査を弁護していた。ありえない馬鹿げた発言だ。小沢幹事長が呼び出しを断ったことを「ふざけるな」といきりたったことは有名な話。そんなことさえ報じないマスコミには問題がある。政界再編から権力再編へと向う日本政治におけるきしみは深まる。