有田芳生の『酔醒漫録』

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民主党大会に出席して

2010-01-17 12:26:47 | 随感

 1月16日(土)100116_141701 3時間の睡眠で起きていくつかの文章を書く。そのひとつは「なぜ新党日本だったのか」「なぜ離脱したのか」「なぜ民主党か」というテーマ。新しく作成する名刺の裏に入る字数でまとめるには凝縮とわかりやすさが必要。第1稿を終える。新宿の東京合同法律事務所へ。浅見定雄さん、山口広弁護士、宮村峻さんと座談会。テーマは統一教会とその応援団が「拉致・監禁」と呼んでいる家族問題について。歴史を振り返りつつ、統一教会のキャンペーンがいかに欺瞞に満ちたものかが明らかになった。地下鉄で日比谷。民主党大会に出席。まず各党代表の挨拶。社民党の福島瑞穂さんは午後にもかかわらず「みなさん、おはようございます」。会場から失笑。国民新党の亀井静香さんは、いつものように右後ろの髪の毛がピンと立っていた。新党日本の田中康夫さんには「短くていいよ」「わかった、わかった」の野次。ベーシックインカ厶が必要との政策提示。国会議員の大きな声での私語をふくめ行儀の悪い党大会だ。新党大地の鈴木宗男さんの検察批判に会場の反応は盛り上がる。鳩山由紀夫代表に続いて小沢一郎幹事長が登壇。メモなしの力強い訴えは検察との闘争宣言。疑惑となっている4億円の原資について遺産であり金融機関や口座も検察に教え、確認の連絡もあったと発言。そもそも石川議員に証拠隠滅や逃亡の恐れなどなかったのに逮捕とは横暴だ。検察当局は、マスコミへの情報リークで雰囲気を作り、権力を行使する手法が世間の感覚とズレていることに気付いていない。「政治と金」の問題とは次元を異にして、自民党政権を終わらせた民意に大きな変動は見られない。生活現場のさまざまな声を聞いていればわかることだが、いまの最大の関心事は暮らしの問題なのだ。最高検が石川逮捕に反対していたのも、「日本経済がガタガタなときに政権与党を揺るがしていいのか」という経済界の声をすくい取っていたからである。大会が終り、岡崎友紀さんと立ち話。いくつかのメディア取材を受けて麹町。霊感商法対策の会議に出席。大山に向かい、「丸亀」で新年会。北海道、静岡、愛知、石川からの参加者も。テレビ朝日「スーパーモーニング」の取材が入った。放送は18日予定。