有田芳生の『酔醒漫録』

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「新・都市の論理」を求めて

2010-01-14 08:39:05 | 参議院選挙

 1月13日(水)100110_122501 長女の卒業式に出席するためアメリカに行っていた。ニューヨークに滞在していて思ったことは、フリー(無料)ネット環境が東京に比べて遅れていること、公共トイレの整備がないに等しい(スターバックスなどが補完している)こと、タイムズスクエアの深夜までの煌々たる電飾を持続しているなら温暖化対策など無理があること、地下鉄車内で見たパフォーマンスでカンパを求める黒人ホームレスの逞しさなどなどである。この間に思案していたことは「政治家」ということ。ある会合で自民党議員と立ち話をしていたとき「(国会には)いろんな人がいていいんです」と言われた。そんな関心から石川真澄さんの『人物戦後政治』(岩波現代文庫、サブタイトルは「私の出会った政治家たち」)を読んでいる。たしかに多様な政治家がいる。求められているのは理想や「志」を抽象的なものに終わらせず、「行動の指針」とする具体的構想を主張し、実現していくことだ。春には出版する予定の書籍(共著)のタイトルを『新・都市の論理』、サブタイトルを「成熟社会の居住モデル構想」にしようかと考えている。7月の参議院選挙はこのテーマと拉致問題の解決を前面に訴えていく。