須賀川から銀河へ

須賀川西バスケットボールスポーツ少年団の過去の記録
2024年4月から管理者個人の記録になります

最後の最後まで

2006年12月27日 | 過去の須賀川西バスケットボールスポーツ少年団
春のような氣温の年の瀬、昨日の雨で阿武隈川の水もあふれそうでした。

今年最後の小学生の部の練習です。

最初にMVP大賞の賞品が間に合わなかったので、お詫びして、いつものように練習開始です。

自チームは通常みんながやってるストレッチをしていません。
大昔は、準備運動として反動の運動をしました。その後、反動を使わず、呼吸しながら各筋や健を伸ばすストレッチがいいとされていましたが、最近はこのストレッチはクールダウン時や風呂上りなどにやるのが良いとされています。
アップは、文字通り体を温める、体温をあげれば良いそうで、それは軽いランニングやシューティング等で良いとされています。
そこで、ミッキーダンスや鬼ごっこなどを毎回やっています。

それでは、自チームのやってるストレッチは何のためか?

インナーマッスルを動かすためのストレッチです。ストレッチと言ってますがマッサージのようなものです。
インナーマッスルはここ数年、バスケットに限らず各スポーツで注目されてる筋肉で、今まであまり使わなかったり、鍛えられない筋肉で、これを動かすことにより、よりaggressiveなperformanceが可能とされています。
(使わない筋肉を動かす→運動量が増える→ダイエット効果がり、インナーマッスルダイエットなるものもあるようです)

このストレッチ、やってる分だけ効果があるか?疑問です。
無駄なことはやらないほうがいいのでは?そう思ってずいぶんたつのですが、今日は思い切って提案しました。
『今度からストレッチをやめようか?効果があがらない無駄なことはせず、違う練習したほうが時間の使い方として効率がいいのでは?』
キョットンとしてる選手、突然真剣にストレッチ始める選手もいます。
嫌味で言ったのではありませんが、結果的にそうなってしまいました・・・。
意味の無い練習、目的の無い練習はありません。何のためにストレッチをやってるか?を考えてほしいです。発展させると、何のために練習しているのか?になると思います。
常にこれを忘れないようにしないと、強いチームに勝つ練習は出来ません。
そのうえで、インナーマッスルが必要ないと判断した時はすっぱりやめればいいのです。やって無くても強いチームはいくらでもあるのですから。
判断は選手に任せます。判断も訓練です。
判断には時に勇気も必要です。責任もついてまわります。
『良い塩梅』と言う言葉が大好きな私は、選手がどう判断しても、良い塩梅に出来るので何の問題もありません。後は選手がどう考えるかです。

『今日はとりあえずいつも通りやろう。来年早々どうするか考えてきて』
と、宿題にしました。最後の最後まで宿題が出てしまいました。
(宿題の回答はノートに記入しておいてください)

練習はこれまた最後の最後まで、姿勢とシュート、ランプレイで終わってしまいました。
ただし、今までのプレイを徐々に個人のプレイからチームのプレイに広げて見ました。

チビーズもほぼ全メニュー参加です。1・2ステップをやり直す場面もあり、時間が足りなくなり、攻防のあるメニューはできずに終わってしまいました。

最後の最後まで基礎中の基礎の練習で終わってしまいました。
来年それぞれの世界で花開くために。

===MVP===
☆ノンタン
ボール上げきれいにできるようになりました。
ボール上げが出来ないと、なかなかプレイが発展しません。早く他のチビーズもボールあげ完璧にやってほしいと思います。