日々の泡

こころに浮かんでは消え、消えては浮かぶ
日常のありふれた風景をスケッチ

アリとキリギリス

2022-01-15 23:15:19 | 日々
「アリとキリギリス」なんて童話があった。
「うさぎとカメ」なんていう童話も。

小学校では、よくこの童話が登場したものだ(った記憶がある)
一生懸命努力してコツコツ頑張ることが、いかに大切か、
どんなに大きな成果に結び付くのかーという趣旨のことを
児童に理解してもらうためだったろうと思う(人生に役立ててもらおうと?)

今でも、先生はこの童話を児童に話すのだろうか?
話すとしたら、どんな気持ちで?

伝記ー偉人の生い立ちの本も、小学校の図書館にはたくさんあった。
私も、日本、世界かかわらず、たくさんの偉人の伝記を読んだ。
大抵、貧しい家に生まれていたり、恵まれない環境を跳ね飛ばすかのような人物が、
やはり、大きな仕事や偉業を成し遂げる、のであった。

小公女も好きで読んでいた。
お金持ちで何不自由なく暮らしていた少女が、
突然父親が亡くなり、手のひらを返されたような仕打ちで
屋根裏部屋へ追いやられ、小間使いとしてこき使われるようになってしまう。
でも、少女は健気に、自分で小さな幸せを見つけ、辛い生活に耐えて頑張っていると、
最後に、大逆転のハッピーエンドが訪れるのだ。

なんか、幸せな時代だったんだな〜と、今になって思うなんて。

コツコツ頑張れば報われる、とか。
環境を跳ね返せるくらいなら、「親ガチャ」なんて言葉は生まれないだろうし。
アメリカン・ドリームなんてドリーム、寝ぼけてるの、青すぎる、なんて笑われそうだ。。。

でも、最後の「小公女」の自分で小さな幸せを見つける、っていうのは
これから生きて行く核になるような気がする。

他人との比較でもない、親やその上の世代の古い常識でもない
自分だけの、幸せを見つけられたら、生きていけるのかもな、と考え始めてるところです。


これからの10年

2022-01-14 10:57:33 | 日々

この世界を揺るがせたパンデミックも、いつかは終わりを迎える、はず。
その時、世界は。。。
変わっているのか、それとも忘れてしまうのか。

私が生まれてから、阪神淡路大震災、アメリカの9.11そして、
東北に住んでいる私にとって、一番「自分ごと」だった東日本大震災。。
歴史の中でも、きっときっと大きな出来事として記憶、記録されるだろう出来事が起こった。

東日本大震災の時、私の胸には「ああ、こういうことって現実に起こるんだ。」って
本当の意味で実感できた経験でした。
その時に強く感じていたこと。。

今は、支援されている側、支援している側
これがいつ逆転してもおかしくないんだ。。。というはっきりしたイメージ

私には3.11震災当時、不思議に思うくらい
今のこの状況を(この後、どんなことが起こるのかを、はっきりと見ておかなければいけないよ、という声が聞こえた気がするくらい)しっかり心に留めておかなければいけない、という思いにかられていました。

実は、待っていたのは「分断」でした。
山形にできた避難所で目にしたものは・・・
自分も含めて、支援という名の自己満足に近い行動(でも、何かしなくては、という思いで動いた、という点では、初めての経験なので、やっぱり動かない、という選択はなかったと思う。)
福島からの避難者が多かったので、原発の話を聞く機会は貴重でした。

避難所の中において、被災者の中での、また上下関係ができてくる様は異様、
衝撃でした。避難所を運営する役所や、受け入れる自治体の一部の住民の行動にも少なからずショックを受けました。

でも、人間の姿、こういう面が誰にでもあるんだ、ということを知れたことは大事なことでした。

あの時支援していた側、だった人たち。特にエンタメ業界は、今回のパンデミックでは特にダメージが大きい業種の一つだと思う。
私には、わからない。昔、自分が演劇に救われて、同じように誰かが救われればいい、と思って励んでいた時期もあるけど。実際入ってみると、(当たり前だけど)演じている作品の役と、演じてる本人とのギャップに疑問を感じることがほとんど、だったから。

まだまだ私は、大人になるための勉強が必要なのでしょう。

パンデミックが社会に与える変化。目覚めた人間の変化が、美しいものでありますように、と願って
自分も努力しなくちゃな、と。



蓄える

2022-01-13 16:03:43 | 日々

玄関先のヒアシンスの芽がだいぶ成長しました。
植物を見ていると、本当に心が和みます。

球根は、去年思いついて、小学校以来の栽培になります。
球根って、すごいですよね。あの中に、花を咲かせるための、栄養を全て蓄えている。
土での栽培と違って、自分の「球根頼り」ってことですもんね。

寒い日が続きます。
身体が、どうしてものびのびしない。(それは寒いから。)
雪かきなどで、身体にどうしても偏りが生じてしまうので、
あえて、ストレッチを毎日欠かさないようにして
身体をニュートラルな状態に戻すようには心がけていますが。。。

基本的には、雪国に住んでいる以上、冬は「無理をしない。」
出かけなくて済むなら、暖かいうちの中で過ごす。

その代わり何をするか、というと・・・・
「蓄える」
あ、贅肉を蓄える、とかではなく(あれは、勝手についちゃう、っていう・・・)

春になったら!!
・・・あれと、あれをやりたい・・・・
いろいろ想像や、アイデアを蓄える、のです。

春に近づくに従って、
だんだん、具体的に詰めて、自分の気持ちを確認していく。

そして、暖かくなったら「よーし、動くぞ!」
去年も、その前の年も、
なかなか、そんな気分にはなれなかった。

でも、今年は、その状況にさすがに飽きちゃったのか、少しづつ、
やりたいことが、何かをやってみたい、という意欲が戻ってきたみたいです。

暖かくなって、
身体がのびのびし始めたら、姿勢がしゃんとなって目線が上がるようになったら
見える景色が違ってくるでしょう。
心持ちも変わってくるでしょう。
そんな期待が生まれた。この気持ちを大切に温めて、春を迎えられたらいいな!

コーヒー豆のカス

2022-01-10 11:43:46 | 日々

今日は成人の日ですね。
いい天気!

わたしの成人式は・・・

東京の世田谷区に住民票を移していたからか
世田谷区から、アルバムのようなものをもらったのか?

とにかく、わたしは、
そういう人生のセレモニーのようなものに
全く興味がなく

なぜ、あんなに振袖を着たいのか
地元の友達にそんなに会いたいものなのか
理解できず。。。。

親も、そんな話は一切しなかったと思う。

人それぞれですよね。
なぜ、わたしは、みんなのように素直に感じることができないのだろう?
と、時々考えたりしますけど

でも、それで不幸、だとか悲しい、とかは感じません。
だって、そうじゃないから、そうじゃないだけ。
それが「わたし」

さて、閃きました!
わたしには、お気に入りのコーヒー豆屋さんがあって
気に入っている理由というのが、
お店のご主人の人柄、というところが大きく、
山登りや自然を愛する、一つ一つに丁寧に対応する生き方、
自然環境保護、人道支援、
動物の保護に

無理のない、自分のできる努力で力を入れている姿勢は
いつも、「いいな。」と思っていて。

そのお店の豆で入れるコーヒーも、
やはり、美味しい!!のです。

そのコーヒーを入れた後に出る豆のカス。
これを、
捨てないで利用したいな!と思い立ったのです。

春に畑にまく肥料として使おうと決めました。
早速、豆カスの乾燥。

乾かしている間に
肥料をよりよく作れるように
You tubeで調査しようと思います。

初詣

2022-01-08 15:38:28 | 日々

久しぶりに日差しが降り注ぎ、連日の厳しい寒さから解放され、
ちょっと、ほっ、とできた週末
初詣に。

毎年お参りする神社。
地元では、一番参拝客が多いかも。

だいぶ、人出は落ち着いていました。

さて、今年はどんな年になるでしょう。
健康と無事を
お願いしました!

おみくじは、「中吉」
学業のとこに『様々な情報に惑わされ、中途半端に。』と。

わお!
中途半端なんて響きは、なんだかな〜ですが。

興味あることには、どんどん突っ込んで行きたいな〜と。
わたしはどちらかというと、一つのことに夢中になっちゃうと
深く入りすぎる傾向がありすぎだったので、
八方美人気味に
今年は変えてみるのも悪くないかも。

そしたら、自分でも驚くような
才能とか?意外な面が見つかったりして!!

・・・そんな希望も持ちつつ、
日々大切に、丁寧に積み重ねていきたいな、
と思う、年初めでありました。

*****
一番初めに書かれていた「優」
本物の優しさの中には厳しさもある。
愛に満ち足りた人生を歩むには
うわべの言葉に惑わされず心を見る力をつけることだ。

・・・ほんとそうだよ。これ大事!!