日々の泡

こころに浮かんでは消え、消えては浮かぶ
日常のありふれた風景をスケッチ

梅雨があけた。。。

2017-08-02 11:58:04 | 日々
7月のはじめの暑さが、あまりにも強烈に身体(や心?)を蝕んでいたので、ここ数日の30℃に届かない日々は、「幸せ〜」というしかない。(で、実際、涼しい風が吹くたびに口をついて出てしまう。)

最近、心にじわじわ・・・ボディ・ブローのように効いてくるような苦しさがあって。

去年の5月、ちょうど東京から帰ってきた日、携帯にたくさん留守電が入っていて。
ー知人が倒れて運ばれたから(救急車の中)、病院が決まったら連絡するので来て欲しい、との・・・(地域包括センターの方からの伝言 *地域包括センター、わかります?)
その知人とは、80歳を過ぎた・・・身寄りがないので、ちょっとは縁(血縁はない。)のあった私が、何かあった時の引き受け人になっていたのです。運よく一命はとりとめたもの、それからが大変でした。私は、引き受ける、と決めていたので、(自分には身内の介護の経験もあったので)ある程度の覚悟はできていましたし・・・。それに私、自分でも本当に「変な奴」だと思うのは、これからますます高齢化社会をむかえるにあたり、身寄りのない人、未婚の人、子供のいない人が増えていくなかで、今の現場の状況を経験したい、って思ってしまうのです。わたし、なんでも知りたがりだし、社会の矛盾とかは、私の好奇心を一番くすぐっちゃうのですよ。こんな経験できないし、役にも立てる。

やばいと思います!この国、ほんとうに・・・。いろいろありますよ〜
まあ、老後の資金がたっぷり・・・なんて人は大丈夫なのかもしれませんが。
政治家があんなにお金に汚くなる気持ちもわかります(って、わかっちゃだめ!笑)不安なんでしょうね。

で、知人を最終的に、安心できる特別擁護老人ホームに入所したのを見届け(身寄りがないので、逆に入れたりするのです)プロの後見人さんをつけるところで私の役目は・・・。ここまでしか私にはできない。ここまでしか。結局は本人が、自分の人生を受け入れて、何を幸せと感じるか。満たされるのか、満たされないのか。感謝できるのか、感じられるのか。(それは、もしかしたら生まれた時から続く、選択や価値観の歴史)

私は、とても大きな大きな勉強をさせてもらいました!ちょっと落ち込んじゃったけど、私は私の道を歩き続けるだけなので。