日々の泡

こころに浮かんでは消え、消えては浮かぶ
日常のありふれた風景をスケッチ

はじまりのはじまり

2016-11-29 20:41:08 | 日々
今日は新月。ちょうど震災の時期、ある人が、「人生は直線じゃなく、螺旋なんだよ。」と言った。海を超えて。

今日はとてもよい一日だった。ふふっ、酔っぱらってま〜す。まだ、こんなに早い時間なのに。
お昼は、映画、「永い言い訳」を観た。既に原作を読んでいて、この作品の素晴らしさは知っていたけど。


そうなんだよね〜。って、今まで生きてきた人生を思う。ただただ、真っ直ぐに生きられたら、生きたいって思う。

夜は、奇跡みたいな夜でした。イタリアワインを飲みまくり、ってほどでもなく、アルコールに弱い自分には充分な。(笑)はじまりは、イタリアワイン。子供の頃の記憶って、小学校の低学年位からなんだけど(遅いかも)小学4年生の夏休み、イタリアで、アイスクリームにかけられて味わったイタリアワインの味を思い出しました。ワタシのワインデビューです。イタリアワインは美味しい、好き、ってインプットされてます(笑)
忘れてしまいたい(できるなら)高校時代の、数少ない友人が、本当に珍しく「イタリアワインを味わう会」、みたいなイベントに誘ってくれました。こんな時間を持てるから、生きてるのもいい、頑張って生きようね、と思えました。うわっ、恥ずかしい文章。

「永い言い訳」・・・なんか救われるんです。

「死は、残された者たちの人生に影をさしこませる。その死の成り立ちようが、痛ましければ痛ましいほど、人々は深く傷つき、自らを責め、生きる意欲を奪われ、その苦しみは、また別の呼び水にもなり得る。」


「他者の無いところに人生なんて存在しないんだって。人生は他者だ。」
ワタシはたくさんのかけがえのない他者に出会うことができた。そのことをしみじみ感じて。だから、とてもよい一日だった。明日から、新しい時間が訪れるんだな、って思えた夜。

もうすぐ、ワタシ死んじゃうのかも、ね(笑)ありがとう、が言いたくてしょうがないなんて。
イタリアの赤ワインも美味しいって、発見。「エディツィオーネ チンクエ アウトークトニ」(5種類の土着の葡萄品種の意。)美味!ちょっと、世界が広がった(嬉)


宣伝

2016-11-26 13:25:44 | 映画・音楽
ワタシのこんなちっちゃいブログに書いたところで、宣伝にもなりゃあしませんが。
甫木元空監督の長編デビュー作「はるねこ」(12/17渋谷ユーロスペースにてロードショー)
公開に先立ちまして、面白い企画が。紹介させてもらいます!

はるねこラジオ
プロデューサーと監督の対談。劇中歌も!(15:34〜)是非!!映画「はるねこ」誕生のきっかけ、とか。。
そして、お近くにお住まいの方は、映画館に足を運んでもらえれば♡(来月行くぞ〜)

こんな師弟関係、、、うらやましすぎ。ずっとこんな環境で創作に関わる事が出来たら・・・、と憧れて(ワタシは)叶わなかった世界です。現場にエキストラでちょっと関わらせてもらっただけで、雰囲気のよさに感動しました。変なピリピリムードは皆無。対談で語られていますが、スターを連れてきて、周りのキャストはそれを引き立てるために演じる、みたいな、日本映画のダメダメなとこは一切ない、と確信します。大手がつくる映画の大ヒットが報道される一方で、確実にそうじゃない日本の映画も進化を続け、新しい地平を切り開いていってる現実にワクワクです。

映画はこれから、どんどん面白くなっていくでしょう。現実社会が悪くなっている時には、必ずそういうことが起こるのです。

夢遊病?

2016-11-25 11:18:15 | 日々
昨夜は怖い夢をみた。
なんであんな(内緒)不思議な夢を見たか?というのには心当たりがあった。

光りの墓
・・・という奇妙な映画を観て、それについて、ぼーっと考え続けていたからだ。(ワタシはこういうしょうもない人間。)そのせいに違いない。。。でも、イスラエル、が出てきた意味がわからない。はっきりとイスラエル、と。

夢と現実がごっちゃになって。。。そういうふうに生きてる種類の人間と、まったくそんな風には生きていない人間がいるだろう。どっちがいいかな〜、と考えたら、生きづらいのは承知で、ワタシの場合は圧倒的に前者の人間。

ワタシ、寝ていて、たぶん夢なんだけど(いや、夢だ。と思うw)
すごい親しい人が亡くなってすぐ、その人の夢を見た。学校の建物の中みたいなとこを案内してもらった。その人の存在が、あまりにもリアルで、ワタシは思わず、「◯◯◯←(わたしのこと)死んじゃったの?」と聞いた。そしたら、ワタシが知ってるいつもの調子で「おかしなこと言うね〜」と言ってゲラゲラ笑って・・・・。朝起きたら、いつもの朝だったんだけど、夢があまりにもはっきりだったものだから、お別れを言いにきてくれたのかと。(怖くなくて、うれしかった。)
あと、一時期、ワタシの前世は、「きっとアイルランドに住んでいた。」って思っていたこともあったっけ。・・妄想だけなら、誰にも迷惑かからないでしょ!(笑)

でも、なんで突然「イスラエル」が出てきたのか、このことだけがひっかかる。。。。心当たりがない。。。
すいません。世界が平和になるといいな、といつも願っています。

大本命

2016-11-22 15:14:14 | 映画・音楽
今朝の地震、驚きました。ちょうど一週間前、レンタルスタジオでのレッスンを終えて受付に行くと、受付の人が、「ねえ、これ見て。すごい雲でしょ、いまさっき撮ったんだけど。」「これ、地震雲じゃない?!」と言って、みみずが逆立ちしたような、天にむかって伸びていく、不思議な不思議な写真を見せてくれたのです。「ニュージーランドの地震のあとだったよね、東日本の。」「宮城方向だよ、怖いね!」と話していたばかりです。人間は、自然にはかないません。

さて映画の話に戻りましょう(笑)ワタシのいきつけの映画館、土曜日から上映作品が変わるのですが、今週は、大変なのです!観たい作品がたくさんあるのに、どれも一週間限定の上映ぞろい。さて、どうしましょう、という感じ。(さすがのワタシも、映画ばかり観てるわけには・・・・汗)
まあ、優先順位をつけて・・・・
「アスファルト」これ、ワタシの観たい1位でした。
アスファルト
観てきました。もう、ビンゴ!!!!!です。ちょっとおとぎ話っぽくて、心が暖かくなって。大好きです。3つの別々のストーリーが、同じ団地の中で進んでいきます。どうしてこんな素敵な話を思いつくのかな。監督、若いです。なんと、息子さんが出演していました。驚きます。(監督の演技論を息子にしゃべらせてる!)キャストがみんなみんな素晴らしい。ヘドヴィックでロックスターだったマイケル・ピットが・・・すごい役(笑)面影ですぐにわかりました。大きくなったね!日本でも阪本監督が「団地」という映画を作りました。ワタシ、夜景なんかも、見るといつも思うんだけど、「きれい!」って思ってる光のひとつひとつを見れば、全部が違うもの、の集合体なんだよね。それを考えると、(ただそれだけで)なんかぐわーっ、っていう感情が溢れちゃったりするんだけど、「団地」もそんな場所。ーひとりひとりが別の人生を生きている。(孤独であったりもする。)でも、ふとした拍子に、(他人と交わって)おもいもかけないことが起こったり、短い非日常を味わうことになったり。考えてみれば、それこそが、創作の原点?とか、「ドラマ」の意味?ーそんなことが、幸せ。って、まったく素敵なことだと思う!おすすめ作品!!!★★★

74歳!

2016-11-17 19:46:55 | 映画・音楽
もう完全に映画関連のブログです〜

スコセッシ監督「沈黙」インタビュー
28年・・・・完成に漕ぎ着けるまでにかかったのですね〜
それをもうすぐ観ることができる!「沈黙」・すごい小説なのに、映画化の話がなかったら・・・もしかしたらワタシは知る事もなく・・・・。「信じること」の難しさ、を描いた壮大な作品です。映画、楽しみ!!

スコセッシ監督の誕生日に、空くんの「はるねこ」も記念すべき門出。
ワタシがこちらの作品を観ることが出来る日までは、あとひと月★
たくさんの木に囲まれた森、「うわああ〜、ワタシの憧れた宮沢賢治の世界だよ、まるで。」とエキストラでの参加の時は思ったのですが・・・全体のストーリーは知らないので・・・(予告編観てもわからないですよw)どんな作品に仕上がってるのかな、とすごく楽しみ楽しみ!!映画生活充実(笑)
haruneko-movie.com(はるねこ/ほきもとそら監督作品)