日々の泡

こころに浮かんでは消え、消えては浮かぶ
日常のありふれた風景をスケッチ

集大成・・・みたいな・・・?

2015-08-13 10:55:09 | 日々
なんて立派なものでは全然ないんだけど。
最近、自分が。自分の心が・・・不思議なんだ。

たぶん、今まで生きてきた時間ほどには自分に残された時間はないと思う。
そんなことは(今は)全然悲しくないし、それよりも、これまで生きてこれたこと、自分の身に起こった全てのこと・・よいことも、悪いことも・・・不思議と心穏やかに振り返ることができる。
なんだか人生の前半戦の終わりにきている、みたいな。やっと、自分はどういう方向にむかって、どんな風に生きていきたいのかがみえてきた気がする。まだ、スタートラインがやっとこ見えた、っていうぐらい、なんだけども。

お盆をむかえて(というわけでもない)・・・たくさんの別れを経験し(直接立ち会えたもの、そうでないもの。自分にとても近い人、そうでない人。)突如、猛烈な悲しみに襲われることがあって・・・これは一体なんなのだろう、、、とぼんやりしてしまう。きっと、人間の奥の奥底の方に蓋をされたまま置かれているもののひとつに違いない、と思ったりする。

今までよりかは、少しはうまく生きていけるのではないかな。きっと大変なことは起こるに決まっているけれど、以前よりは強く、大人になった自分がいる(はずだ)から。自分を信じよう。

さて、そんな気分にぴったりくる名曲!ほんとワタシ好きだよ、この曲。
Thank you saigenji!「風の轍」
click here

なつかC!(笑)

2015-08-12 12:33:25 | 映画・音楽
おはなさんの歌声に癒されていたら~
あ=昔随分、「励まされていた」曲があったな~と思い出された。
この曲
本番前で緊張してた時なんかに聴いていたな、と。(国文祭の控え室とか。)

しばらく聴いていなかったけど・・・この曲と出会ったのも随分前になるし、ほんとはもっと若者むけ?という気もしないではないが・・・・大丈夫(なにが?!)今のワタシが聴いてもぴったりくるよ。ワタシが進歩がない、ということではないだろう(汗)大切なことは、いつだってシンプルなのさ、ってね。たぶん。

あとね、ナチュラルという言葉と並んで「NEUTRAL」(ニュートラル)という言葉が大好きなんだよね、ワタシ。芝居をやっていた頃、有名な劇団の演出家に「色がない。もっと自分の色を持て」と言われてすごく反発したのを覚えている(心の中でだけだけどね。言い返したりはしない。)ワタシはニュートラルが好きなの(笑)ニュートラルでいられることは・・その方がずっと素敵だと思うのに。
・・・と、そんなわけで、”saigenjiの1stの「NEUTRAL」”も好き。デビュー前に山形でライブやってくれたんだよね。奇しくもワタシもそのライヴがYamabraデビューだったのでした。あーあ、時の流れは早いかも~~

野火!

2015-08-09 15:25:16 | 映画・音楽
もぐら・もぐら(笑)
でも、今日は一本だけ。集中したいからね、「野火」に。
映写機、今日は大丈夫でした~~。

なんか、ひとつのことに夢中になっている自分が新鮮。こんなの久しぶりだ・・・

「野火」やはり、原作が素晴らしい(あ、読んでなかったっ)。文学作品としての最高峰、と評されているのも納得。
塚本監督が映画化許可を遺族の方々からいただけたこと、改めて観客の立場から「ほんとによかった。」と。
市川監督の野火は、文学作品の映画化という意味で素晴らしいと思う。そもそも、両監督の作品に対する切り口が違うのだから・・・どちらも素晴らしい、としか言いようがない。

ただ、時代の要請、というものが存在する?見えない力が存在することをワタシは改めて感じる。すぐれたアーティストは時代の空気を鋭く察知することができる。逆に、時代もまた、人を選んでいるんじゃないか?と思えてしまったりする。見えない力がワタシたちをどこへ連れていこうとしているのかはわからないけれど、塚本監督によって、今このタイミングで「野火」という映画が誕生したこと(コレハ、グウゼンナノカ?!)ーワタシはそれはひとつの光だと、信じたい。作家大岡昇平さんと映画監督塚本晋也さんは繋がっていたのだと思う(いつからかはわからないけれど・笑)。本質を見抜いて表現することができるという優れた資質を持ったお二人。見えない糸がふたりを繋いだんだと思うよ!(そういうのたくさん見てて、うらやましい!!って・・・・)

同じ時代に全然ちがう場所で、よく似た素晴らしい才能を発見して驚くこともあれば、時代が違うのに、奇妙な偶然で繋がっているような存在を感じることもある。すべては、「共感」からはじまる?

一寸先は闇(なんかお気に入り)だけど。。。今を生きよう。(変なまとめ

今日は面白い(不思議)日だった。

2015-08-08 18:28:00 | 日々
朝起きて、ちょこっとだけPCをチェックしてたら、昔よく一緒に遊んでた友人を、ツイッターに発見!!よく彼女のアパートへ泊まりにいったっけ。「野火を観てのツイート。」こんなところで再会?できるなんて!!!ふふふ、ワタシたち、あんまり変わってない?!うれしいよー。離れていても、元気で頑張ってるから。

さて今日は、もぐらのように暗い場所にほぼ一日中籠っていましたあ。市川崑監督映画特集一日目「おとうと」と「東京オリンピック」・・・とここで、映写機の故障というアクシデント発生。まあ、まあ、まあ。。。。でもとりあえずは観る事ができて。
面白かったな、「おとうと」。幸田文の原作は読んでいないと思ったけど、なぜかあの結末知ってた。なぜ???岸恵子から目が離せなかった。やっぱり昔の女優さんて凄いですよね。田中絹代もそうだけど。江波杏子さんの美しさも・・・。森雅之さんもみることができたし・・・・「ああ、あの人が森さんなのねっ!!(笑)」昔の映画いいわ~。明日はいよいよ、市川版「野火」なのだ。今日のような映写機の故障は明日は困るのだよ!(笑)

今年のはじめ、珍しく、お酒の席で盛り上がったことがあって(ここ数年、そういう気分になれなかった。)そこで出た話題が・・ほんとに(何で?)変なの、って思うんだけど・・話の流れから、同じ作品の同じシーンを、何人かの監督が、それぞれ別のキャストでそれぞれに作ったら面白いよね、って、話で盛り上がって。・・・・って、あれ?!気がついたんだけど、「それ観たい!!」って言ってたワタシの願い、明日叶うんだよね(映写機がちゃんと動けば・笑)それもさあ、市川崑監督と、塚本晋也監督の、なんていう超贅沢な顔合わせで!!KOTOKOの上映の時、またこの監督に会えますように、と思ったことも叶ったし。うれしいな、日常のこんなラッキーで幸せすぎるくらい、幸せを感じることができるよ。

で、帰宅したら、ヤヒロトモヒロさんのメルマガがPCに届いてて、ワタシがはじめて聴いて、瞬間好きになった「フロレンシア・ルイス」さんのこと・・・日本のドラマの挿入曲にもなったって(残念ながら、そのドラマ見てない)。彼女の音楽に対するあふれんばかりの愛が、ずっと心に残っていたので、ひとりでもたくさんの人の心に届くといいな、と思わずにはいっれなかったので、そのニュースがかなり嬉しかったのでした。

さて、明日ももぐらになるーーーー