日々の泡

こころに浮かんでは消え、消えては浮かぶ
日常のありふれた風景をスケッチ

曖昧な境界

2023-02-28 11:12:38 | アート

「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」・・・これは、イエス・キリストが処刑される前に放った言葉、とのこと。

映像を通じて感染する病(レミング病)によって人々が自殺していく近未来を描いた2005年の作品(青山真治監督特集のパンフより)

なんとも予言めいた作品ではないか!

この作品の中で「病気の自殺と、本当の自殺の違いは」と質問するセリフがある。

主人公の答えがその後にあるのだけれど・・・

ここからぐっと映画のスケールが大きく深くなっていくのを鑑賞しながら感じていた。(ああ、やっぱり凄い監督!)

多分、観るたびにこの映画は観客の中で変化を遂げていくのだと思う。

優れた映画にはこんな仕掛けが隠されているよね。


エリ・エリ・レマ・サバクタニ

2023-02-27 21:05:18 | 映画・音楽

昨年3月にお亡くなりになった、青山真治監督

        

 

山形では、商業映画以外なかなか触れる機会がなかった映画というのもたくさんあります。

私が東京に住んでいた頃、

山形にもアート作品を上映する映画館が誕生。

なかなかにすれ違いでした。

今日は、青山真治監督の作品を映画館で鑑賞したかったのと、先日の音の美しさの原因?爆音効果(boidsound上映)の威力を確かめたかったので・・・・

        

これ。「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」

すごい威力でした!!!面白かったー。。。

         


はだかのゆめ

2023-02-26 16:20:48 | 映画・音楽

             

 

東京国際映画祭で公開を迎え、

東北で上映されるのを待つこと4ヶ月。

ついに昨日、仙台フォーラムにて鑑賞することが叶いました。

相変わらず繊細で美しい映画だ、というのが感想です。初めて「ほきもと・そら」監督の作品を観たら、大抵のお客さんは戸惑うのではないかと思います。

それは、今まで私たちが映画だ、と思って観てきた映画(特に日本映画)とは、大分様子が違っているから。

どうやって観たらいいのか・・・とか(笑)

私たちが、人生を生きているように見ればいい。

自分の人生の主役は自分だからといって、それを自分の思う通りにコントロールすることなんてできない。日常は、映画で求められてる刺激的な事件、で出来上がっているわけではなく

(日常って)日常に感じた、生きていて抱えてる、時折込み上げる、または静かに根底に流れ続けている「感情」が折り重なってできているように私には感じられます。

私は、日常を生きてる人間が描かれた映画が好き!!

思い出は、ストーリーとしてではなく、記憶のかけらがキラキラした断片になって散らばっているのではないかな。この映画を見た後には、自分の心が少し、「洗濯」されたように感じられるかも、ですよ。

ビアリストックスの楽曲も生歌で聞くことができ、至福の夜でした

 


バッテリーあがり

2023-02-24 13:33:41 | 日々

寒く、長かった冬もようやく出口が見えてきて・・・

冬の間、頑張ってくれた車。昨日外出をしようとエンジンをかけたら・・かからない。(なんとかかかったけれど。)

そうか、そうだった。全然バッテリーのこと気にしていなかった。いつから替えていなかったのか。前回は2020年12月。よく、この冬を乗り越えてくれた。平日の朝、エンジンかからなくなるトラブルにも見舞われることもなく。

昨日替えたから、次は2025年、冬に入る前か、年末までには替えたいところだ。

外に出たら、植物たちがちょこっと顔を出してた!小さな芽!楽しみだなあ、春!!

 

        

        

 


コツコツと

2023-02-22 13:00:37 | 日々

なんか、またまたブログ書くの、日が空いちゃった。。。

そもそも謎の義務感から・・・謎・謎・・・

書いてるからね。考えることはたくさんあっても、それを全て書くことは躊躇うよね。。。

最近の私は、溜め込む傾向。だって、誰に向かって言ってるの?って疑問がいつもあるからね!(笑)

春も近いし、これからは本当に覚書にしよっと。いよいよ園芸シーズンも始まる。

毎日コツコツ続けることは本当に大切。これだけははっきりしてる。

何をコツコツ続けるべきなのかは・・・朧げながら・・見えそうな気、だけはしてきた!

ああ、春が待ち遠しいなあ。今までとは違う、春、だな。きっと。