日々の泡

こころに浮かんでは消え、消えては浮かぶ
日常のありふれた風景をスケッチ

記録・記憶2015

2015-12-28 13:10:32 | 日々
2015年が終わろうとしていますね。あと、3日と半日程・・・
今年はワタシにとって、たぶん。ー後で振り返ってみた時に、「あの(2015)年が転換点だったんだな。」って・・きっと思うんだと思います。子供が独立した(してくれた)のは、大きい。これからは、ライバルだw(と、ワタシは思ってる。もちろん、人生の先輩のつもりだし。)
2011年の震災が、ワタシの人生に変化をもたらしたことは間違いない。あれからもうじき5年なのだな。「ちゃんと、真剣に、今を、生きたい。」自分の年齢とも相まって、たくさん考える機会をいただいた。(死の存在を意識したのははじめてではない。向き合うことで、嘘のない本当の気持ちを見つけることが大切だと学んでいます。)

実は乗り越えなければいけない感情が、たくさんあることに気がついた。ワタシには、嫌なことをすぐに忘れてしまえる特技があるのだけれど、それは忘れているだけで、決して消えたわけではないのだと・・・なにかきっかけがあれば、すぐに蘇って心を乱すものなのだ、と。。。。
ずーっと考え続けていて・・・・この文章(対談)に出会った時、「ああ、ワタシだけじゃないんだ!!」と救われた気がした。ワタシはこれからの人生、自分なりに、返して生きたい、と思っている。大人になった自分が「こうするべきだろう。」と思うのに、大人になれていなかった自分が、やれなかったこと。迷惑かけたこと。傷つけてしまったこと。ーその時の相手には返せなくても。(違うことで自分は返せているんだ、ということを信じて。)

本や映画にとても救われることが多い。
「大人になるってどんなこと。」は、ワタシが震災以降考え続けてきたことの、ひとつの答え合わせみたいに思えて。いつもタイミングよくこんな出会いがあること、ほんと、いつも・・・・・

納まりました?!

2015-12-26 13:43:18 | ダンス
昨日が、年内最後のレッスンでした。
レッスンが始まる前、駐車場に車を停めたら、ちょうど雲の隙間からまんまるなお月様が見えました。
来年も、きっといい年になるぞ!!

レンタルスタジオでレッスンを始めて、<生徒集まるのかな?タップ、人気ないし、上手くなるには根気いるし、続けてもらえるかな?>と思ったけれど、ワタシにできるのはこのくらいしかないので、せめて自分が出来る事は手を抜かず、精一杯やろう、と。それだけ、でした。
タップは、飽きないんですよ。自分で続けていて驚くくらい。自分が特別なダンサーだなんて思えないし、そうなりたい、という気持ちも全然ない。それは、謙虚な気持ちとは反対の、「評価を他人に委ねたくない。」という、ワタシの傲慢さ、かもしれない。ワタシがワタシのやりたいタップを(求め続けて)やり続けること、だけが「やりたいこと」だから。そのうえ、一緒に付き合ってくれる仲間(生徒さん)がいるなんて最高です。タップのキャリアで、先生について習っていたというのは、ワタシの場合本当に短いです。最初のせいぜい5年いくか、いかないか?他の経験を活かしていることの方がむしろ多いです。例えば、自分自身が怪我したことで、治療の過程をしっかり観察して学んだ身体の使い方。カイロや治療院でのアルバイト経験で、身体のことを学ぶ機会が身近にありました。
もともとタップとの出会いは、舞台でタップを踏まなければいけない、ということで、「追いつめられて」のものでしたから(笑)それがこんなに続いて、舞台とは縁遠くなった今でも、タップがワタシの支えになってくれてることに、驚きと感謝です。
今年一年、とても楽しいレッスンの時間を過ごしました。準備の時間を含めて(こちらの方がずっと長いのです。)願わくば、参加した生徒さんたちも同じように感じてくれていますことを。

来年も、タップが生活の一部と感じられるようになってもらえますように・・・・
よろしくお願いします。

気になったこと。

2015-12-24 11:50:16 | 日々
先日、あるTV番組を見てて気になったこと。
某役者さん(売れてる人)が、子供たちにその場で和太鼓を習って叩く、という場面があった。
あきらかに手本となる子供たちと、某役者さんが叩くのでは音が違っている。
先生に促されて、ひとりの子供が先生役になり繰り返し和太鼓を叩いてみせてたけど、役者さんの音、全然変わらない。
「へえー・・・」って思ったんだよね。
音が違う、ということには気づいていたけど、どうしてそういう結果になるのかわからない様子だった。
意外だった。

違いを「見つけられる」ということは大切な才能だと思うのです。
物事の捉え方、についても、身体の使い方、にしても。

(TAPを教える身としては)「あなたが今やっているのは、こう」「でも、こういうふうにやった方がいいよ。(あるいは、こういう使い方の方が無駄がないよ。)」と見本を示すことができて、結果美しいサウンドをつくり出すことが理想です。生徒さんの真似をする時は、生徒さんの身体と一体になった気持ちでやるよ~んw

(TVの話に戻ると)役者さんの音が変わらないのは意外だった。と感じたのは、活躍している役者さんの多くって、「違いを見つけるセンス」に長けているんじゃないかな、って、勝手にワタシなりのイメージがあったから。ーというのも、いろいろな創作現場があるのだろうけど、演出家に「そこはそうじゃなく演じて」と言われた時に、自分の演じたものと、演出家が欲しいものの違いがどこにあるのか?ということをすぐ理解する必要があると思うから。

自分のカテゴリーを捨てて、他人の要求に応えることができるようになりたい、というのは個人的な願望、目標。

浮き足

2015-12-22 13:12:19 | ダンス
昨日みたニュースの中で、子供の「浮き足」が問題になってる、って言ってた。
浮き足っていうのは、おもに指、とかが浮いたままになっていて、地面をしっかりつかめていない状態になっていること。とっても転びやすいんだって。これが腰痛とか肩こりの原因になってる、ということがわかってきたとのこと。浮き足の子供の歩き方を見た。感想は「まじかっ!?」片足立ちの出来なさ加減。「嘘でしょ・・・」と思ったけど、今の時代の子の現実なのだろうな、と思い直した。一握りのアスリート候補生の優れた身体能力とはかけ離れている。今は、かけっこや鉄棒でさえ、体操教室に習いにいく時代だ。浮き足を直すには、「足を地面にしっかりつけるよう意識すること」と「運動すること」だそう。それで、「休み時間は、なるべく外に出て身体を動かしましょう」と先生が声をかける。ワタシは小学校は遊びにいくところだと思ってた。休み時間と放課後こそが・・・。山形の冬は寒いけど(子供の時は今よりずっと雪が多かった)教室で休み時間を過ごしてたのって、女の子の間でリリアンが異常に流行った時期くらいしか記憶にないなあ(笑)幸せな子供の時間を過ごせてよかったな、と思う。ちゃんと子供でいられたことは宝ものなんだな、とおばさんになったワタシ、オモウ(笑)

あ、ワタシが思うに「浮き足」を直すのに効果的な方法=草履や下駄を履かせるのがいいと思う