日々の泡

こころに浮かんでは消え、消えては浮かぶ
日常のありふれた風景をスケッチ

いよいよ明日!

2016-10-29 13:01:19 | 映画・音楽
知り合い(にしては、若過ぎるぞw)ー実は昔、ワタシがベビーシッターをした、友人の子供ーが、ナント映画監督になりまして、その初長編映画の初上映が、ぴあフィルムフェスティバルin京都の中で、明日行われることとなりました。
乳母としては(笑)成功を祈ることしかできません。

はるねこ/甫木元空(ほきもとそら)監督

教えられると、こうなれる、ものなのですかね?
恩師の青山真治監督のトーク付きです。素晴らしいな〜
歌える監督です!

12月17日から、東京ユーロスペースにて上映が決まっています。お近くの方、興味をもたれた方は是非。
よろしくお願いします。http://haruneko-movie.com/

響かないわけがない。

2016-10-29 12:15:50 | 映画・音楽
ワタシも、そう思う。
知り合いではないけれど、誰かがツイッターでつぶやいていた。
「名前を奪われた」俳優が、同じく「大切なものを奪われた」ヒロインを演じる(声で)のだから。

この世界の片隅に
「世に出るべき」作品には、必ず偶然という名の必然がついているものだから、ことさらこの作品で云々、ということではないと思うけど。
ワタシは純粋に、この作品は素晴らしいだろうと確信するし(まだ観ていないから。)、ことさらこの作品を、作品とはまったく関係のないところで無視しつづけている日本のマスコミ、とか業界、とか、日本という国そのものに悲しみを覚える。でもそれでも、そんなことに惑わされずに生きている人たちもたくさんいるし、そういう人達をたくさん知っているから、その存在に励まされつつ、自分も、ただ自分でいたい、と。そう思う。それが日本という国の、陽のあたらない片隅であっても、自分にとっては世界の中心だから。

ありがとう、が伝えられなかったから。

2016-10-27 12:43:36 | 日々
最近、ふと思ったことがある。

直接のきっかけは、やはり東日本大震災の経験であるのだけど
それ以降にも、たびたびもたらされた、極端な気候変動による自然災害。
絶えることのない理解しがたい残酷な事件、過労死、将来を悲観した末の自殺、いじめ、子供への虐待。。。
どれひとつとして、自分にはまったく関係がないこと。と言い切れる人がどれだけ存在するだろう?
天災にいたっては、問答無用、ですよね。

明日がどうなっているのかわからない・・・・。

昔は、そんな風に考えたことなかったな。もちろん若かったせいもあるけど・・・明日はー今日とそんなにかわりばえのしない明日がくるんだ、と思っていた。それを幸せなこととも思わず。

だから。。今を大切に悔いなく生きようと。
悔い・・・を一番感じるとしたら、自分の気持ちに嘘をつくこと、だ。本当のことを伝えられなかった時だ。
確実に、ワタシの場合。

人生で、ワタシの人生を暗闇から救ってくれた人に、心からの感謝を伝えられなかったこと。
それがずーっと心の奥に残っていて、震災によって、その後悔は、自分が思っていたより、ほんとはずっとずっと強かったんだ、ということに気づかされた。

どうしたらいい?もう後悔しても遅いんだよ・・・・。

ワタシなりに、いろいろ考えつづけた。
「ありがとう。」と伝えることは大切。でも、それは、伝えることができたことで、関係を清算することにもなるのかも。自分は、感謝したから、もう終わりじゃなく、もっと。相手にとっては、感謝されるよりも、うれしいことがあるのではないか?そんなことをまじめに考えるようになった。

ありがとう、を伝えられなかったことを抱え続けることにも意味はあるし、やれることはあるのだろう、と思う。
馬鹿みたいに、きっと見守っててくれてる、と信じるのは悪いことではないと思うな。

楽しみだなああ・・・・

2016-10-20 10:19:25 | 映画・音楽
山形でも1月にフォーラムにて公開される、と言っていたな。。。楽しみ!!

スコセッシ「沈黙」

原作読んで、期待を高めている。(かなりハードな内容でごんす
でも観るんだ〜!!

この記事にも出てる「キチジロー」という役。
原作読んでても、誰が、どんな風に演じるのだろう、というのが全く想像すらできなかった。とても大切で、作品を左右するキーパーソン。窪塚洋介が演じると聞いて(オーディション)超期待が高まったのです。
日本で、今、このような作品を映画化するというのはほとんど不可能で(企画が通らないと思う。)ありえないことだとはわかりすぎる事実ですが、スコセッシ監督でなければ実現しなかったであろうこのキャスティングも、凄い!の一言。(スコセッシ監督が長年撮りたいと願い続けて、何度も頓挫)「野火」の塚本監督も重要な役で出演しているのですが、野火制作時期と、ほぼ同時期に(役者として)撮影に参加している。野火という作品も、思い続けて諦めず、監督の情熱で作り上げたようなもの。そんなふたつの作品を自分の目で観る事ができることに感謝したい。2つの作品とも、時代に呼ばれた普遍的な作品。そんな風にワタシは感じている。

長崎が舞台の作品にもかかわらず、日本で撮影がおこなわれなかったことが日本人として、映画が好きな人間として、とても残念です。今、日本映画は凄く頑張っているのだけど・・・・。映画に限らないな。。。時代がよくない方に向かっている時、反骨のパワーはとても大切だよ、ね。いろんなものを見て、たくさん考え、感じたい、と思う昨今。

ドラマだけど・・・

2016-10-16 13:43:16 | 日々
これ久々に、面白かったーー。

うまい具合に、いつもこの(同じ)時間帯に視聴していた「小さな村の物語イタリア」が、このドラマが始まったのと時を同じくして、別の時間帯に移動したというのも、面白い!(なにかの縁か?ワタシにこのドラマを見なさいという・・・ははは)
人間って、つくづく面白いものだと思います。特に作家などといえば一筋縄ではいかない。とても興味深く楽しく観ました。役者がいいと、話に深みがでますよね。みんな良かった。終わっちゃって、ちょっと寂しいな〜。大人のためのドラマ!貴重。