日々の泡

こころに浮かんでは消え、消えては浮かぶ
日常のありふれた風景をスケッチ

めぐりあう時間たち

2014-11-28 22:34:28 | 日々
弾丸ツアー無事完遂。
昨日のこの時間は渋谷にいたんだな。
東京滞在時間5時間。お疲れさまでした~

夢のように、楽しくて、今でもちょっぴり不思議で
来年一年間、これだけで(思い出すと)頑張れそうなくらいの素敵な時間を過ごしたのだ。

不思議で不思議でいっぱいなのは
ワタシが知ってる赤ちゃんだった空が、
空白の10数年のトンネルをくぐり抜けて再会した時に
立派な青年になっていて、しかも映画をつくる人になって目の前にいた。。。
赤ちゃんだったのに・・・・赤ちゃんだったよ・・・(笑)

美しい映像をつくるんだな、これが。
弾き語りもなかなかのもんなんだな、これが。
その感性は、どこからやってきたのだ??

空の、お父さんとお母さんと、東京にいた時、とっても楽しい時間を過ごさせてもらったんだ。
空の作品のなかに、その時間がたくさん詰まっていて、なつかしくてなつかしくて
そのあとの気持ちをどうしたらいいのかちょっぴり迷ってしまうけど、
帰り道は、みんなで笑って帰った。
これからも、よい出会いと、力を発揮できる場所に恵まれることを祈っているぜ、若き監督さん。またね。

上野毛バンドワゴン第一回

なんかね・・・

2014-11-25 10:41:55 | 日々
この時代に生まれてよかったな~、って感じてる。
そのひとつが、この人「宮崎駿」の作品に出会えた、ってことがあるな~
って、なんか最近こみ上げてきたんだよね。(クリエーターって、やはり素晴らしいんだよ。)
夢と狂気の・・
もちろん、高畑監督、鈴木プロデューサーとの出会いなくして、この世界は出現しなかった。
それを思うと、世界は、なんて偶然(必然)に満ちているのかと。
今の時代を精一杯生きていきたいな、って(なんだかわからないけど)勇気をもらった気がする(?笑)
ふふ、変なの。

塚本監督!

2014-11-23 16:05:14 | 映画・音楽
フィルメックスオープニング

今日付け朝日新聞の「私の視点」という欄に、東京国際映画祭について寄稿があって、もっと補助金を増やすべきだ、みたいな意見が書いてあって?????で溢れてしまった。(問題の本質が、映画祭を運営している人や、選考している人の顔が見えていないことであるなら、なぜ、それをお金で解決できるというのでしょう・・・)
お金をかければよいものが出来る・・・そんな発想がまだ生き残っているなんて。今はむしろ逆なのでは?!お金がなくても、これは作らなければいけない、という表現者の執念というか本能?で作られたものとか、お金に替わって余りある、才能とか情熱でつくられたものの価値が、もっと広く人の心を捉えていくような世の中になればいいなあ、と思ってしまいます。現実は、まだまだそうはなっていない、ということもわかっていますが。
東京国際映画祭のキャッチコピーがずいぶんツイッターで批判を受けていたのを目にしました。関係者の方は、ちゃんとそのことを受け止めているのでしょうか?ワタシも、あのコピーを見た時は「なぜ?」ととても悲しかった。

この「私の視点」のなかで釜山映画祭のことにも触れていますが、塚本監督もFBでこの映画祭に参加していた時、「映画祭にきている時は、国と国の関係がぎくしゃくしているなんてこと感じたことはない。」と書いてあったような。でも、釜山に関しては、日本との関係が緊張状態にあることを考慮して、いい意味で日本映画を伝えることに心を砕いた、というような経緯もあった様子。釜山映画祭が躍進しているのは、なにも4千人収容の「映画の殿堂」の会場のせいでは決してないと思います。決して、事情に詳しいというわけでもないのに、こういう文章を書いてしまうワタシですが、(個々の事情は)深く知らなくても、経験から察することのできること、というのも多い気がするのです。映画を愛してない人がつくる映画祭なんて、どんなにお金をかけても、よいものになんかなりっこない、と思うからです。何事にも、「愛」が必要だと思うのです。