顔を上げて

「このクリスマスローズ、ずいぶん自己主張が強いね。」
と、玄関に飾ってるChristmasローズを見て、友は言った。

「クリスマスローズって、もうちょっと下向きに咲くものじゃない？」

確かに・・・それは、私も感じてた。
園芸にはまるようになって、ネットで見ていた素敵なクリスマスローズは、
なんというか・・・もう少し
伏し目がち？というか、俯き加減に
咲いていたような気がする。

そういう意味では、
ちょっとクリスマスローズっぽくないかも。。。

でもそもそも、
この鉢は、
小さい小さい苗のうちに買って（その方が安く手に入る。育てる楽しみも！）
花が咲くのは、１２〜１５ヶ月後、
と書いてあったのだ？！（まだ、４ヶ月も経たないよ。）

縛られたくなかったのか？
クリスマスローズはこうあるべき・・・・

それにしても、
けなげに、真っ白い純粋な爽やかさをたたえながら、
心を癒してくれる。

植物って、なんて偉大。
こんな風に、
顔を上げて
毎日を送っていきたいよね。

上を向いてても、下を向いてても
どっちも素敵すぎ、だよ！！

人生の主役

今日の新聞にて、
「人生に失敗はあっても、
失敗の人生はない。」
なる、言葉を見つけて、はっ、とした。

そうだそうだ・・・
（TVの中で使われたセリフだそう。）

私の実感。
たくさん！恥ずかしくなるくらいの失敗をした。
でも、不思議と後悔はない。
未熟だったな、と思うだけ。
周りの人は、なんて迷惑な！
・・・と思った人もいるかもしれないけど（ごめんなさい。）
おかげで、私は成長することができました！！

反省はあるけれど・・・
だから、と言って
「やり直したい。」とは思わない。
全部、全部、「この道を選ぶ。この道を進む。」って
自分が決めたことだから。

その時の、怖いもの知らずで、世間知らずで常識のない
未熟な自分が、それでも必死で考えた選択。

経験を積んで、少し賢くなった自分が
あの時は、こうした方がよかったな、と思うのは、
後悔とは絶対違う。まあ、「懐古？」かな。

「自分の人生の主役は自分」
そりゃ、そうだよね〜

でも、この言葉に出会った時、
自分はなんて
「つまらない’何か’に囚われていた。」
そう気がついて、愕然とした。
自分はそれなりに、自由に生きているつもりだったのに。。。。

風の時代と呼ばれる
最初の一年。いろいろな気づきが
あったかもしれない。

大変なことは、
まだしばらく続くだろう。
でも、
悪いことばかりでも
ないような気がしてきた。

目に見えない
大切なもの気付かされる、という
「風の時代」は
始まったばかり

年の瀬

ああ・・・
年末は忙しい
そして忙しい年末に限って
どうして
こんなにドカ雪が降るの？
それに寒い！！！寒すぎるのです。
家の中でも吐く息が白いなんて・・・

いやでもなんでも、
雪かきをしないことには、
家から出ることもできないのです。
やらない・・・・という選択肢は、
ないかなあ・・・・

でもやってると、
体がホカホカしてくるし、
頑張った分、どんどん歩けるようになった綺麗な道ができるのは、
意外と楽しいのです。
要は余計なことを考えず、
どんどん目の前の雪を片付けていくこと、
ひたすら体を動かし続けること
終わった時には、ちょっとした達成感が味わえますからね！

それと、大掃除。
なんで、年末の大掃除なんて決めたのでしょう。
きっと新しい年を新鮮で清らかに迎える、とか。
でも、新年は１月じゃなきゃダメだったのかな？？
だって、本当に寒いんだもん。暖かいときのほうが、
掃除は捗りそう。。。

なんて屁理屈こねているのも、
年末にまとめてやろうと
しすぎるからなんだな

お掃除をしながら、「終わらない、終わらない」と言いながら、
頭の中で、
今年一年を振り返っている。

今年の初め、生き方全てにおいて、大好きで憧れだった、
ちょっと年上の素敵な友人を亡くした。

去年の今頃には生きていて、
メールのやり取りもしてたんだなあ・・・
体調悪くなってないかな、
おせち作るの大変だろうから、
美味しいもの、今年も送るね・・・
なんて、考えていたんだよなあ・・・

懐かしい。全てが愛おしい。
思い出全部が宝物。
全力で生きた姿が、
私の目に焼き付いているから（声も！）

悲しい、というよりは
今は、そばにいてくれてる
気がしてる。

だから、、、
そんなこと考えながらだから
のんびり、ほっこり
そんなに慌てずに
今年の年の瀬を味わって過ごそっと。

変えられること、変えられないこと

「変えられることは、変える。変えられないことは、受け入れる。」

そんなことが、人生を知る（つまり、年を取る、ってことね！）に従って
大事なことなんだ、と
私にもわかってきた。

努力や、自分の意思、頑張りではどうにもできないことが
人生にはたくさんあるんだ、と
つまり知る機会が増えた。

これは、絶望、とか諦め
という意味ではない。
だって、「自分じゃどうしようもないこと。」は
文字どおり、
自分のせいじゃ、ないじゃん！
むしろ、開き直ったらどうだろう・・・

変えられないことにこだわらなくて済む分、
変えられるところに
力を注げばいいんじゃない？

変えられないことでも、
１００パーセント変えられないことと
部分的に変えられる余地があることも。

そっくりまんま、
その事実全体の「捉え方」を
すっかり変えてみる、
ということも可能であったりするかも・・・

物事は、
一つ、でできていない
っていう捉え方も、
生きている中で学んだこと。

正反対の２つでできている。
いいことだけでできていることなんて
存在しない、必ず
悪いこと、が一緒に存在している。

このことが、事実かどうか、ナンテ
タイシタコトジャナイ。

いろんな角度から物事を見ると
突破口になることがあるよ。

あと、そうそう、
それは「本当に変えられないものなのか、どうか、」とか。
人、ってとらわれている時
正しい判断ができなくなることが
多いからね。

大きな声

腹の底からの、はっきりと響く大きな声は
大歓迎。

だけど・・・
「そんなこと、できるはずないじゃありませんか」
いやいやいや、、、
何をそんなにムキになって
大きな声、で・・・・

不自然な
大きな声が

ネットでも、様々な場面でも
耳にすることが多い
今日この頃

当たり前のことなら、「真実」ならば
そんなに不自然に思えるほど
大声を出さなくて済むはずだよね・・・
もしかして
正直者、なの？（爆）

ネットでことさらある情報が大量に流されるようになる時

「ああ、そう思って欲しいんだな。」
「そう思ってもらわないと困る人がいるんだな」
・・・って考えるようになりました。（ふう・・）

私は、
小さな声が聞き取れる人間になりたい。
その方が、ずっと豊かに生きられる気がする。