日々の泡

こころに浮かんでは消え、消えては浮かぶ
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昨日の出来事

2014-10-25 11:46:12 | 日々
夜のレッスンが終わった頃、スタジオで、生徒さんのひとりの携帯が鳴った。
「ちょっとごめん。。。」と言って携帯に出る。(途中からスタジオの廊下へ)
ワタシは帰る準備。。。しばらくして携帯を終えた生徒さんが戻って来る。
「えへへ、今の電話の相手、40年ぶりの人だった。それだけ生きてるってことだよ~。仲よかったんだよね。」って。
スタジオで話してた時の様子からして、相手は、ついさっき別れてきたばかりの職場の人と打ち合わせかなんかをしているかのようだった。。。。

40年ぶりで、予期していなかった相手から連絡がきたら・・・どういう反応をすると思いますか?
相手との関係にもよると思いますけど。
なんか、想像だけしてみると、単純に「ものすごくびっくりすると思う。」というのが多くの人が考えそうなことだと思いませんか?
いや、たぶん、実際にびっくりはすると思うんですよ。だけど一方で、予期していた、こうなることがわかっていた(予言者じゃあるまいし・笑)なんてことでは決してないのに、人って、意外と冷静に、まるで昨日の続きのように、止まった時間から再び動き出せる、ということに驚いてしまうのです。あれは、一体どういうことなんだろう?って。いや、自分がそうなんです。さすがにワタシは、せいぜい30年ぶりくらいですが・・・・自分が、もっと驚いてもいいのではないか?!と思いながら、ごく当たり前のことみたいに対応している自分に驚いている(笑)・・ただ単にワタシとか、ワタシの周辺の人(類は友を呼んでる、ってことで!)ってことなのですかね?
そうじゃないなら、この感情のメカニズムを、「おっ、なるほど!」と思えるように解説してもらいたいな~
あ、演出家、「森田雄三さん」に質問してみよっか?・・「そんなの、おまえだけだ。」って言われたら身も蓋もない~

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2 コメント

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私なら… (rico)
2014-10-27 14:26:35
そんなことがあったら…嬉しくて○○年前と変わらず喋るぅ~(笑)だけど 私の連絡先は誰も知らないから有り得ませ~ん。悲しいね。故郷恋し。青春は思い出の中だよ。
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ricoさんお久しぶりです!! (arakawa)
2014-10-27 16:18:57
最近、歳をとることのメリットって、「思い出が増える」ってことじゃないかと思ったりするのです。その時々に応じて、都合のいい過去の思い出をひっぱりだして自分を励ましてもらうの~
ワタシ、同級会の連絡とか一度ももらったことないんだ。「どうせ来ないでしょ。」って(思われてて)。その通りの人間なんです!(笑)。偶然会ったりするのは、すごく嬉しいんだよ。。。なんでだろうね?止まった時間がそこから動き出すというのは、離れていても、お互いにそれぞれの道を現在進行形で歩いているからではないかな?なんて思ったりします。・・・ワタシの30年ぶりの場合はね(ほんと、不意打ちだった!)友達の輪、だったの。友達の友達は皆友達!みたいな~。あり得ないと思うようなことが起こるのが人生かもよっ!?善きにつけ、悪しきにつけ、ねっ。
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