山形に

初雪が降りました。いよいよ冬の到来です
厳しい残暑の影響で、今年の秋は短かったー。でも、、、とても不思議な秋を過ごしました。
大震災のあと、自分のなかで、ものすごーく、それ以前との考え方や感じ方との変化を感じ、必死でそれに向き合ってきました。
日常というものが、実はなんと脆く儚いものであるのか、と知ったこと。自分にとって本当に大切にしたいものって、何だろう、とか。。。。
これから、どうやって生きていこうか、とか。。。ここには到底書ききれない、それこそ、生きてきた中で、こんなに考えたことなかったな、というくらい。
その結果、ずいぶん、世間で言われてる言葉に惑わされてきたような気がする、と思ったのが、「個性」とか「自分らしさ」という言葉。
自分のことだもの、自分のことは、一番自分がわかってる、って？ーそんな風に決めつけてしまうことは、とてもつまらないこと、とはっきり思えるようになりました。実は、大抵のことは、「そんなこと、どっちだっていいじゃない、たいしたことじゃないでしょ。」なのではないか、と（笑）
人との出会いで生かされてきたような自分でありながら、そのことの素晴らしさを身をもって知るはずの自分でありながら、一方で、震災以降、人間不信に陥ったことも事実です。これが一番つらかった。
でも、たぶんこれからはー（・・・ワタシが変わった、というのではなく、時代があきらかに変わった、ような気がするんです。）
人と人とのつながりの中からしか、これから価値がある、というものは生まれてこないのだな、と。
学生の頃から、団体競技をさけ、個人競技ばかり選んで関わってきたような自分ですから、それは大変です。とても苦手。
だけど、そんな自分も、自分の中のごく一部の、自分だと思うんです。きっと違う自分だって、いるに決まってるんです。
ーそんな風に思えるような出来事があった、この秋、でした。

ひきこもり日和！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　
寒くなりました～。一部ニュースで、山形に雪と流れたそうですが、ワタシ周辺では、「えっ、降ったっけ？」という感想が多数。山形のどこかでは降ったのでしょう（笑）ま、時間の問題です。今日も寒いです。こんな日は、家に閉じこもって、お洗濯やら、日々の生活を気持ちよく過ごすために雑用をこなすのに最適。そして、時間があれば、自分の身体と心のメンテナンスとかね。春からは、もう少し活動的に動かなければ、と考えてるので、この冬は、心身のデトックスをして、しっかりリセットしたいな、と思うのであります。いつからだって自分さえ思えば「はじまり」は始まるはず。
で、こんな日に最適なCDだ！ということで、発売されたばかりのsaigenjiさんの「ONE VOICE, ONE GUITAR」を。ご自身初の弾き語りアルバム、とのこと。はじめて聴いた感想は、「すごい、勇気ある！！」って、これは感想っていっていいのかわからないけど。こういうシンプルでストレートな作品を作るのって、すごい、ある意味覚悟というか、やっぱり勇気がいるのではないか、と思ってしまうから。「逃げも隠れもできない」「ごまかしはきかない」「素の自分をさらけだす」。ワタシに一番欠けているものだなあ～（苦笑）結果、とても素敵な作品で人間のあたたかさ、がとても伝わる。時代にもとてもマッチしていますよね。さすがです！どこまでもいっちゃってください！（笑）って感じですか？山形で、ライブを通じて出会えたことが、とても幸せに感じます。
あと、できることなら是非ライブで聴きたいの！という「Still」というアルバム。バイオリンの金子飛鳥さんと、ピアノのフェビアン・レザ・パネさんの演奏。音の波に漂っていると、頭の中がすっかり空っぽになって、ただただ地球や、自然の大きさに包まれるような感覚になります。もしかしたら、宇宙？なのかな。もしかしたら、人類の遠い記憶のかなた？胎児だった時に、母親のお腹にいた記憶？さまざまな想いをよびさましてくれます。静かで、「世界は美しい」と信じられる強さも持っています。心をニュートラルにできるので、タップを踊る前のストレッチとかにも流させてもらってます。おもしろかったのは、アルバムが発売になる数日前食事しにいったレストランで出されたお皿が、あまりにも可愛いかったので「可愛い！！」を連発していたのですが、なんか、はじめて見た気がしないぞ、と思ったら、Stillのジャケットとすごく似た感じの色遣いだったのです（画家であるお母様の作品だとか。）そんなこともあって（？）、とても印象深い作品。いつか、ライブで聴きたいと思い続けますよ～（笑）

きょうは、意外とあったかい。

　　　　　　　　　　　　　　　
庭の葉っぱがとても美しい色をしていた。
かろうじて秋。冬へのカウントダウンが始まるのか・・・。そしてまたひとつ歳をとるのね～

いよいよ冬か～

午前中の山形は、お日様も顔を出したりして、まずまずの天気。
気分って、天気に左右されること、多くないですか？
今日は、ちょっと忙しい一日。朝から、うちのこと、ごちゃごちゃ、なるべく済ませられる事すませて～
月に一度のタップ練習会。毎回、違う事を試してみて・・・・今日のも、なかなか楽しかった。まだ、タップはじめて２回目の人も、タップでワンコーラス踊れちゃったよ♬ワタシの目標、タップにおける（他のことも含め）オリジナル・山形スタンダードを作っていくこと！
別に東京の人が嫌いなわけじゃないけど（笑）なんでもかんでも東京を基準にしていることに、もう飽き飽きした～。ごめんね。ここ数ヶ月、自分の足跡をずーっとたどっていたんだけど、根っこのところには、どーもそんなことが、消そうとしても消そうとしても消えなくて。宮沢賢治とか読み返してて、自分の住むところが「世界の中心」（利己的な意味じゃないよ。心からの愛をこめて）って考え、やっぱり・・・・賢治好きだ～あの不器用さと。。。。
で、（って、どこが、で？）練習会終わってダッシュして帰り、あらためて仙台へお出かけ。１年ぶりのJAZZ岩崎佳子・稲葉国光duo♪仙台、風超冷たかった。あまりの寒さに、山形から出かけて行ったワタシがびっくりでした。でも、演奏聴いてたら、心がほっこりしてきた。ああ、やっぱり音楽っていいな。人間が生きていくのに音楽とか、必要なんだっ、って改めて思っちゃいました。リクエストにも応えてもらったし、大好きな曲もたくさん聴けて。今年も山形で演奏してもらえればよかったのだけど、去年といろいろ状況も変わってしまったし、まだまだワタシの力不足です。でも、、、本当に聴きにいけてよかった。稲葉さんと、何回も握手しちゃった！（笑）本当に素敵な方です。稲葉さんがベースを弾いてる姿を見ているだけでうれしくなってしまうのです。憧れの人にたくさん会えて、ワタシは幸せだな～
帰りの高速バスから見えてた月、すごくきれいだった！！ワタシもがんばろっと♡

なんなんだろうな・・・・

政治家、って人種は。
って思う。お金儲けがしたいから、政治家になるの？それとも、ステイタス？
あんなことやってて恥ずかしくないの！と言いたくなるけど（せいぜいTVに向かって「最低」と吐く）恥ずかしいと思える正常な感覚を持った人は、政治家になんかなれないんだろうな、と想像する。万が一、あの中に純粋に理想に燃えて仕事をしている人がいたとしても、飲み込まれて行く無力感と、どうやって闘っているのだろう、と考えてしまう。
戻す、という選択はありなのだろうか？
国土強靭化計画という名のもとに、また公共投資の政策へ逆戻り。
いつまでそんなことばかり続けていくつもりなんだろう。国民も、経済のためには、その政策には賛成なのだろうか。
他人がどんな風に考えているのかわからない。日本人て、あんまり心のうちを話し合ったりしないな、と思うのは、きっとワタシの方が変人と思われる所以だ。
気分が落ち込んで、このままだと外に出られなくなるかも、と自分でもまずい、と思って出かけるようにした先で、偶然「カンバセーション・カフェ」という会に誘ってもらった。アメリカで９・１１を機に発祥、身近な人とのコミュニケーションを深めようという目的で各地に広まったもの。ルール（例えば、他人の発言の途中で遮らない、とか、お互いに尊敬の心を持って話すように心がける、とか。）にしたがって、その時テーマに選ばれたことに関して、それぞれが考えたり思っていることを順番に話していき、何周りかしたところで、今度は討論、というように。随分「豊かさ」ってなんだと思う？というようなテーマで話し合ったな。今思うと、その会のおかげで、ずいぶん、塞ぎがちな自分の心が救われたんだ、ってことがわかる。（今では、以前より自分が強くなった気がする。）ま、お金とか、物質的な目に見えるものより、もっと大切なものがある、ということを生き方そのものに現しているような人たちが揃っていたから、安心して参加できてた、ってこともあるんだけど。
今でも、「ちゃんと踊ってる？」って心配して声をかけてくれる人たちがいる。
ワタシは、どうもインプットの情報量が多すぎるきらいがあって、踊ったり話したりして、うまくアウトプットできないとたちまち具合が悪くなるらしい。そんな時は、「踊れてないの？」とか聞かれてしまう（笑）。ワタシにとってダンスは、自分が生きていく（心身のバランス維持と、他人とのコミュニケーション手段）ために必要なものなんだな～って、最近はっきり自覚したから、以前よりもっと感謝をこめて踊れるようになった。きっとワタシと同じように、ダンスが生きていく支えになる人（職業でも、趣味でもなく）って今後どんどん増えていくと思うから、その時のためにも、続けなきゃ、という張り合（？）ができた（笑）
そして、続けて積み重ねていけば、いつかイチロー選手が言うような、「とんでもないところ」に行けるかもしれないし～、って、そういう妄想は、いいでしょ！！