ブログ日記 日々のうつろい 

退職後パソコンとガイドのボランティアをし、カラオケ(ポップス)やダンス等で生活を楽しむオジサンのブログ。

最近のニュースから

2017-11-26 23:37:30 | 日記
 今日も相変わらず気温が低い状態が続いている。

 昨日までは晴間が覗くいい天気が続いていたが今日になってまた雨が降って来た。

 今日は日曜日と言うことだが、以前の様にツアーガイドもないので昨日に引き続いて自宅で過ごすことになったが、パソコンの前に座って過ごすことが多い。

 いつものようにMSNニュースやYouTubeを見ることとなるが、最近東大の研究室で量子コンピューターが完成したとの明るいニュースが発表されたのはご存知の方も多いと思うが、ノーベル賞ものとの前評判もあるほどである。

 なにぶん現在の高速コンピューターが30分かかる計算をほんの数秒で解けるというから驚き桃の木山椒の木の次世代コンピューターということである。

 我々ど素人には原理その他は全くチンプンカンプンだが、日本人って大したもんだとつくづく思う。

 ものになるかならないかやって見なけりゃ分からないことがあるだろうが、出来ると信じてコツコツと継続する辛抱強さには欧米人いほんをにはなかなか真似が出来ないところのようである。

 ただ問題は今まで日本経済を支えてきた生産面に陰りが出て来たように思える点である。

 神戸製鋼や日産、スバルで生産ラインの製品検査に資格のない者が携わっていたという問題が発生していることである。

 以前、日本の花形であった電気業界のソニー、ナショナル(今はパナソニック)、東芝、シャープ、サンヨーなど軒並み身売りしたり、弱体化している始末である。

 なんでこうなったのか、つまりはひとえに経営者の見通しのまずさで世界の動きに反して自社製品にたいする驕りがあったようで未だ今の製品で十分稼げて当分は大丈夫、行けるとばかりに新規製品の開発を怠り、業界の動きについて行けなくて今のような体たらくに陥ってしまったのである。

 この日本企業の傾向がもし日産やスバルも同じようだとすれば日本の自動車業界も遠からず
電気業界と同じ運命をたどることになる。

 今、危惧されているのはトヨタが得意とするハイブリット車に奢ってEVの開発を怠っていたら電気業界と同じ運命に陥るだろうという指摘がなされ警鐘を鳴らされている点である。

 というのは今迄の自動車業界では資本力がある企業でないとまともな自動車を作れないとされてきたが今後はEV(電気自動車)が主力になるとしてアメリカでもベンチャー企業がドンドン出て来てそれなりに業績を上げて来ているところも出て来ていると言うことである。

 日産はハイブリットじゃなくEVに力を入れていたが、日本では環境が整わない状態が続いていたために目立った成果が出なかったようで今回の生産検査ラインにおける検査無資格者問題が大きく立ちはだかっては大きく後退するのは間違いない。

 結局は日産とトヨタが進む道が違うがために業界の足並みが整わないことなどが日本の業界の問題点として挙げられるのではないだろうか。

 日本において足並みが揃わない間隙を縫ってアメリカではドンドンEVの重みが増して来て業界をリードすることにもなりかねない。

 EVの業界は動力源であるモーターさえいいものが作れれば車体や足回りなどは比較的簡単に作れると言うことだから、ある程度の技術さえ持っていれば参入できることになるだけに油断は禁物である。

 と言うことでアメリカに限らず中小の国々でも参入しやすいだけに雨後の竹の子のようにニョキニョキと新たに出て来ることだろう。