『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

Mr.インクレディブル」~夫人にハマリました

2005年07月01日 | 映画
「ヒーロー」モノの第一作目によくある、退屈になりがちな、
前半のキャラ紹介も、面白く仕上げてました。
そのまんまカルト映画「キャプテン・ザ・ヒーロー 
THE RETURN OF CAPTAIN INVINCIBLE」
でしたが、断然こっちの方が上手い!

それ以上にスゴイのが、後半、秘密基地に突入してからです。
ここからは、まさに、「スターウォーズ」。
まるでデススター内の潜入戦だった、
イラスティガールことMr.インクレディブル夫人の
爆笑潜入行。
AT-ATをワイヤーで引っ掛けて倒したのを、
文字通り体を張ってやった爆笑イラスティガール。
惑星エンドアでのスピーダーバイクのチェイスを彷彿させる、
ダッシュの猛走りなどなど。
「エピソード」なんたらよりも、
はるかに「スターウォーズ」感度は高いです。

監督のブラッド・バードは、
映画を作る前に、父親になったばかりだそうで、
ことさら強調される「家族一丸」イズムは、
育児ブログのパパとしては、共感一杯です!
父親(Mr.インクレディブル)にも、
なにか特殊な技能が欲しかったな~と思うのは、
ワタシが父親と同化してたから。
だって、いいとこ全部、夫人が取っちゃうんだもん!

それから、またしても特筆すべきは、ピクサーの吹替!
確実に客寄せ扱いで、足を引っ張るであろう、
綾瀬はるか(TV版「セカチュー」)までもが、
この映画にマッチしてるのは、
なにか秘伝の技があるに違いない!
ラスト・クレジットで吹替にあたっての協力が、
ジブリとあったが「ハウル」とこの映画の
埋めがたい落差は一体なんだろうか?
まぁ、キャスティングで大成果をあげたのは、
「ハウル」の方で、この傾向が強まらないよう懸念したいが、
わかってくれてるかな~。
ジブリ。

あと、ランド・カルリジアンちっくな
フロゾン、カッコいいなぁ~。
フロゾンで一本、作ってほしいけど、
とてつもなく面倒くさいだろうな。

というわけで、確実に面白くなるのが間違いない
「2」が楽しみです。
ディズニーと切れて、制約もなくなるしね!


★★★1/2

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