『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

「スーパーサイズ・ミー」 あなたの体を蝕むマクド

2005年07月02日 | 映画
一ヶ月間、マクドのメニューのみを食べ続けるとどうなるか?
というドキュメンタリー映画。
「オールド・ボーイ」の男は、15年間ギョウザを食べ続けて、
やくざを叩きのめす体を獲得できたが、それは、栄養バランスのいい中華料理だからだと言っていた(映画でですよ)。
そんなん、体こわすに決まってるやん、と言いたいところだが、
15年ほど前に、ホームステイした先のディナーが、
4歳児がいるにもかかわらず、タコベルのタコスだけだったことからも、アメリカ人はファーストフードでも栄養がきちんと取れると思ってるんだろう。

この映画はただの、びっくり人間ドキュメントではなく、
ちゃんとした社会派ドキュメンタリーとなっていて、
ファーストフード、ジャンクフードの問題点を、いちいち指摘してくれる。
中でも「マクドは幼児層を取り込んでいるからやっかいだ」というのは、ホントにそうだと思いました。
ウチのムスメも、町でマクドの看板を見つけると、
「♪パラッパパー♪」とか「I LOVE IT」のお店~と、言ったりして、CMの影響モロ!
「大きくなったら、食べたい~」という願いも、
「マクドはマズイで」とか、
「モスやったら連れて行ったる」と言ってたしなめていたが、
これからは、「スーパサイズ・ミー」のオジサンみたいに、
病気なるで~と言う事にしよう。

最後に、「華氏911」でも感じたのだが、最近のドキュメンタリー映画は、映像に趣向を凝らしている上、内容もムズカしく字幕を追うのはちょっとツライ。
画面に集中したいので、ぜひとも吹き替えを採用してもらいたいと思う。
その時は、矢追純一モノのように、オリジナルの喋り声も、小さく聞こえる程度に残しておいてほしい。


★★1/2


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