『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

最近見た映画① 「四川」「チェイサー」「電王」「新宿」

2009年05月15日 | 映画
自分ブログ史上最長の休み(ほったらかし)をしてしまい、映画レビューがたまりにたまったんで、まとめて短評しときます。
一応、今年の目標は、「見た映画、全部なんか書いとく」なんで。
じゃあ、直近で見たやつから。

「四川のうた」 寝た

一応、“いくら眠くてもイイ映画では絶対寝ない、寝てしまうのは映画がおもろないからや!”という自論を持ってます。
徹夜明けで見た『哀戀花火』や『嵐の季節』を見てそう思ったもんです。
しかし、それは10年以上も前の話。
本厄を迎えた年には、そんなんもうききまへん。
寝てまいました。
あとでチラシとか読むと、一番エエ母と子のエピソードのとこ全然知らんもん。
読んだら、確かにエエ話や。
覚えてるのは、ジョアン・チェンと、最後のチャオ・タオんとこくらい。
あと中国人の歌う百恵の唄も。
音楽の林強(リン・チャン)、ヨメはんが好きでCDいっぱい持ってよる。

「チェイサー」 ★★★1/2

韓国の実録犯罪映画といえば、ポン・ジュノの『殺人の追憶』を思い出しますが、こちらは『殺人の追憶』と同年日本公開の『SAW ソウ』の影響をもろに受けた感じがします。
いや、それより、この見ている最中ず~っと持続するドキドキ感は、『羊たちの沈黙』級ですらありました。
犯人が、鑑定医みたいなおっさんに言葉責めされてるとこが、一番スカッとしました。
この映画の監督ナ・ホンジンは新人監督ですが、ポン・ジュノが『殺人の追憶』を撮った年齢と同じ34歳。
いわゆる韓流映画ブーム(男前系のやつ)が一段落ついて、またこういう映画がどんどんでてきてほしいですね。

「劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦」 ★★★

前作「ファイナル~」で正直「電王」映画版は、もうよろしいわと思ったんですが、今回は、面白かったです。
これまでのサービスショット連発しとったらええんやろ的な発想から、佐藤健抜きで作らなければならない今回は、まずきちんと脚本を考えた上で、サービスショットを挟み込む本来の映画版「劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!」に戻った感じがします。
お父さんたちは鬼役柳沢慎吾の最期「あばよ!」で笑てました。
ラストの落ちも「俺、誕生!」のやつに一捻り加えたっぽくって、デネブのはしゃぎように、ちょっと泣きそうでした。
ゆうくん(実質主人公)が、加藤夏希に似とったなぁ~。
コハナちゃん(ハナクソ女)は、成長しすぎてるけど、声はそのまんまやね。
イマジンたちとのコンビネーションもさえわたってるから、大きなってもずっと出てほしい!
それにしても劇場で一番湧いたのは、夏の映画の予告篇!
これは、もうスゲーわ!
息子の映画デビューはコレに決めた!!

「新宿インシデント」 ★★
思ってたジャッキー映画と違う!
赤い文字が乱舞する東映テイストOPは、タランティーノ流の遊びと同等のものかと思ったら、大マジ。
今回のジャッキーの新規開拓は、実録ヤクザ映画が、それほど好きではない私にとってつらいものでした。
特番でやってた「8時だよ全員集合」を、子どもと一緒に大笑いしながら見てて、ドリフのコントってジャッキーに似てるなと思ってたばっかりやったんで、見たタイミングも悪かったなぁ~。
後で知ったファン・ビンビンがチンタオ出身という、ちょいエロ情報がウケました。