『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

「涙そうそう」 妹萌え~な「朝ドラ」

2006年10月18日 | 映画
何年か前から「妹ブーム」だそうである。
その頃の私は、すでに父親になっていたので、そんなブームには無縁で、いまだにあんまり興味ないのだが、この映画の妻夫木聡、血のつながりはないだけで妹とはお兄ちゃん関係なのに、今際の際で母:小泉今日子とあんな約束するもんだから、お父さん目線の役割まで任されるはめに。
毎月の積み立て貯金なんて、すみません、私できてません。
見習います。
で、久しぶりに会った妹は、朝ドラ『さくら』の長澤まさみで「兄ィニィー」と手を振ってくれようもんなら、こりゃ、妻夫木じゃなくても萌えるわ~!

たぶん、後に長澤まさみ女優史を振り返っても、この時期が一番カワイかったな~という期に突入してる感のある輝きようであるが、「あだち充」作品のミューズでもある彼女が血のつながりのない妹を演じようものなら、元祖妹作品ともいうべき「みゆき」の若松みゆきを想像するに難くない。
「あだち充」漫画は、ドラマに映画に数多く実写化されてきてるが、あのコマとコマの間や、一種独特の時空間を作り上げる風景カット、クライマックスの省略とか、実は映像化に不向きなんではないかと思ったが、このような翻案という形でならうまいこといくんではないか?
口の悪い人はパクリというかもしれんが。

この映画、5年間という時間を描いてるわりに、あんまりせっかちな感じとかしなかったのは、沖縄ののんびりとした気分のせいか?
妻夫木の病気も、朝ドラ『純情きらり』の泣かすために患いました的な感じはなかった。
一応、ツッコまれかねない嵐のシーンは「みゆき」他妹系漫画のお約束ではないかってことで。
あと、おばぁは、やっぱり朝ドラ『ちゅらさん』の人でした。
この人の起用は、サプライズやったんとちゃう?
予告で見せたらあかんやん!!

泣かせんかな、エンドクレジット終わってからのアレはいかんわ~。
ウチの坊や、最近手をつないで歩いてくれるようになってきてるんで、ムスメと姉弟で手をつないで歩いてるのを目を細めて遠くから眺めてたりするのに、あんなん見せられては・・・。
あの後、すぐに場内明るくせんとって~な。

で、この映画、「ハンコはコワイ!」でした。
おっ!朝ドラ『芋たこなんきん』の1エピソードやがな!!


★★★