「海の上で2人きりで暮らす老人と少女 強い絆で結ばれた永遠の愛の物語」だそうである。
ただし、このじいいさん、途中参加の青年の弁によれば少女は7歳の頃から舟でじいさんに囲われてて、本当の両親からも捜索願が出されてる少女だそうだ。
それって、監禁・調教やん!
ムスメを持つ父親としては、ず~っとそれがひっかかって、監督が意図したような見方はできなかったな~。
DVや性的虐待を受けてたとか、育児放棄されてたとか、そういうバックボーンがちらとでも見えてたら違ってたんだけど、じいさんも少女も喋んないからね。
「アルプスの少女 ハイジ」のアルムおんじのように、ハイジの健やかな成長だけを願って一生懸命やる存在であれば、微笑ましく見えたシーンも、このじいさんは、17歳になったら結婚して、ヤルぞー!!という己が欲望のために育ててるようにみえるから、美味しく食すために丁寧に育ててるんちゃうんか!とツッコミたくなる。
さらに外見上が黒沢年男似であることもあって、ほとばしってるんだよね~。
じいさんのすることなすことに屈託のない笑顔で答えられても、外界との接触ができない海の上に住んでるもんだから「騙されてるぞー!」としか思えんかった。
しかも少女が他の男とちょっとでもお喋りしようものなら、血走った目からも放たれる嫉妬の炎で“ぱわわっぷ”した弓矢を本気モードで射抜きよる。
海の上のセカンド童貞じいさんには、冗談なんて朝日新聞関西版読者投稿欄で沸騰中の「死ね!」ギャグ(これってたむらけんじのこと?)論争以上に通用せんからな~。
まぁ、それでこそキム・ギドクの映画なんですけど。
だいたい舟ブランコで弓占いってだけで、もう「すげ~な~」と思うしかない。
「うつせみ」第二章とも思えるあのシーンなんて、ハン・ヨルム嬢の熱演もあって、この映画見てトクした!って思えるでしょ。
男どもは。
ちなみに、最初富田靖子に似てるな~と思った少女ですが、高橋一生似の青年と出会ってから顔立ちが一変して松永麗子に似て見えました。
精一杯オシャレしようとするとこがまたカワイイんですが、こっちの時の方が好みです。
チラシの横顔の彼女は若い頃の財前直見って感じで全然カワイクありません!
いずれにしても昔の女優顔です。
つーか、あんた菩薩やろ!!
★★★
ただし、このじいいさん、途中参加の青年の弁によれば少女は7歳の頃から舟でじいさんに囲われてて、本当の両親からも捜索願が出されてる少女だそうだ。
それって、監禁・調教やん!
ムスメを持つ父親としては、ず~っとそれがひっかかって、監督が意図したような見方はできなかったな~。
DVや性的虐待を受けてたとか、育児放棄されてたとか、そういうバックボーンがちらとでも見えてたら違ってたんだけど、じいさんも少女も喋んないからね。
「アルプスの少女 ハイジ」のアルムおんじのように、ハイジの健やかな成長だけを願って一生懸命やる存在であれば、微笑ましく見えたシーンも、このじいさんは、17歳になったら結婚して、ヤルぞー!!という己が欲望のために育ててるようにみえるから、美味しく食すために丁寧に育ててるんちゃうんか!とツッコミたくなる。
さらに外見上が黒沢年男似であることもあって、ほとばしってるんだよね~。
じいさんのすることなすことに屈託のない笑顔で答えられても、外界との接触ができない海の上に住んでるもんだから「騙されてるぞー!」としか思えんかった。
しかも少女が他の男とちょっとでもお喋りしようものなら、血走った目からも放たれる嫉妬の炎で“ぱわわっぷ”した弓矢を本気モードで射抜きよる。
海の上のセカンド童貞じいさんには、冗談なんて朝日新聞関西版読者投稿欄で沸騰中の「死ね!」ギャグ(これってたむらけんじのこと?)論争以上に通用せんからな~。
まぁ、それでこそキム・ギドクの映画なんですけど。
だいたい舟ブランコで弓占いってだけで、もう「すげ~な~」と思うしかない。
「うつせみ」第二章とも思えるあのシーンなんて、ハン・ヨルム嬢の熱演もあって、この映画見てトクした!って思えるでしょ。
男どもは。
ちなみに、最初富田靖子に似てるな~と思った少女ですが、高橋一生似の青年と出会ってから顔立ちが一変して松永麗子に似て見えました。
精一杯オシャレしようとするとこがまたカワイイんですが、こっちの時の方が好みです。
チラシの横顔の彼女は若い頃の財前直見って感じで全然カワイクありません!
いずれにしても昔の女優顔です。
つーか、あんた菩薩やろ!!
★★★