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   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

新しくなった病院

2010年02月26日 | 雑文
年に一回程度、通っている病院があります。


先日行ってみると、その病院が新しくなっていました。

★以前は階段とエレベータがあったのですが、今回はエスカレータが動いていました。
院内全体が明るい感じです。

★料金の支払いが、大きく変わっていました。
以前は二つの窓口で人が対応していたのですが、今回は機械を相手に支払います。
しかも現金でもクレジットカードでもOKとのこと。
私はクレジットカードで支払いました。
機械が苦手な人はちょっと戸惑うかもしれませんが、とてもスピーディです。

★今までは紙のカルテだったのですが、電子カルテになったようです。
だから、ドクターはずっとPCを眺めています。



変わらない風景もありました。

★「長時間待って、診察は1~2分だったわ。」と診察を終えた患者さん。
「私は3時間待っているのですが、まだまだかかりそうです。」と隣の患者さん。


★科の外来受付で、診察カードを受付の人に手渡しているおばあちゃんがいました。

受付の人が、PCで確認しながら、「この科の再診の受付が済んでいないので、1階へ行って、再診の手続きをしてもらわないと、カルテが上がってこないのです。」という内容のことを3回も繰り返していました。
受付の前からそのおばあちゃんが離れるまで、私は根気よく待っておりました。

私も患者でなければ、その方に1階まで付き添って行ってあげたのですが。

慣れない病院の、しかも新しいシステムを理解するのは、なかなか大変です。


★外来受付へは、患者さんからの電話がたくさんかかってきていました。

「薬がほしい。送ってもらえないか。」という内容の電話に、受付の人が「先生の判断を仰がなくてはいけないし、薬は直接取りに来てもらわなくてはいけない。」という内容の返事をしていました。

患者さんはいろんな状況を電話で話しておられたようですが、何と言われても、結論は「薬は直接取りに来てもらわなくてはいけない。」わけで、それを電話の向こうの人に理解してもらうのに、5分以上かかっておられたような。


★病院のソファに座り順番を待っていると、隣同士で自分の病気の話をされる方がいらっしゃいます。

今回も、どうしてこういう状態になったかを話していらっしゃる方がおられて、血や骨や火傷や大怪我の生々しい話を聞くのがおおいに苦手な私にも聞こえてきました。

目なら、閉じて見えなくすることができますが、耳を閉じることができないのは本当に困ったものです。急いでiPodを出し、音楽で話し声を消しました。