お便り速報:北海道風景画館便り 四十九 北海道 中富良野 奈江 2023.04.10
映像:奥田修一画伯 セレクション「芦別岳初冠雪 2021年 91×38 608,000円」
今年も北海道風景画館館主から春の便りが届いた。最近、奥田画伯は北海道の山を
描いている。山岳に目覚めた筆者に寄り添う様だと勝手に思っているのだが、氏は
山を描くのは「精神世界に私自身が魅かれる傾向が強まったのが要因の一つ」という。
⇧ 芦別岳の登山道 上が旧登山道、下が新登山道
画感:もう何年も足が遠のいている北海道風景画館。いつか行こうと思いながらも
今日に至ってしまった。封書には風景画館視察会 (バイオリンコンサート付)
の案内状が同封、下記参照。筆者は前の週に長野県学会があり参加できない。
詳細:風景画館2023年友の会「集い」ご案内(抜粋)
■ 日程 令和5年6月10日(土)~11日(日)
■ 定員 16名
■ 行事 10日 バイオリンコンサート(演奏:佐藤ひろみ、風景画館講堂)
会食(フレンチ フルコース:ホテルラーチ)
11日 風景画館モチーフ巡り(北海道風景画館&北海道大自然)
■ 宿泊 金山湖 ホテルラーチ
■ 料金 28,000円(宿泊・会食・朝食・弁当・バス・コンサート代)
5,000円(11日のみ参加:弁当・バス代)
■ 問合 北海道風景画館 友の会 TEⅬ &FAX 0167ー44ー4477
※ご興味のある方は上記にご紹介ください。
参照#北海道風景画館 (本ブログカテゴリー)
東内門の真ん前、与力番所隣に植えられた一本の桜古木。
樹齢141年日本最古のソメイヨシノともいわれている。
満開を迎え照明灯に浮かび上がった姿は幽玄華麗だった。
記録:植栽1882年、樹高9m、幹周4.1m
胎内くぐり:釜臥山 Ⅳ トレッキング 【下北半島 2023.04.09】
恐山連峰釜臥山に胎内くぐり(観音堂コース)の存在は知っていたが未踏だ
ったので、今回悪天候ではあったがチャレンジした。同じく恐山連峰の本山
恐山の「胎内くぐり」仕上げとして臨んだ。結果は映像でも分かる難産だった。
⇧ 分娩一期 陣痛 💦 ➡ ⇧ 分娩二期 オギャー ・ オッガァー
体感:霊場恐山の「胎内くぐり」は極楽浜からの緩やかな希望の溢れるもの
だが釜臥山は身を投げ出す五体投地の様に正に生れ落ちるそのもの
体験:恐山菩提寺巡礼は、恐山連峰の最高峰釜臥山の「胎内くぐり」で生
地獄を体感し恐山霊場を巡るのが最も効果的な現世還りが可能かも
参照#① 恐山地獄谷「胎内くぐり」 ② 姫神山「胎内くぐり(メンヒル)」
③ 山岳/渓谷山行紀行23
キバナノアマナ(黄花の甘菜) 【大島✿トレッキング 青森県夏泊半島2023.4.2】
花の小島は海に隔てられ、小橋を渡り辿ることから秘密の花園のような趣だ。
夏泊海岸は何回か来ているが小島に上陸したのは初めて、そして最初に鑑賞
したのは「キバナアマナ」。春の山野草らしく、明るく小ざっぱりした花姿。
分類:ユリ(目・科)・キバナノアマナ(属・種) 漢字:黄花の甘菜
薬効:(食用)葉と鱗茎は食用。黄色で、苦味もなく食べられるので「甘い菜」
花言:前途洋々、運が向いてくる、開運 注意:環境省レッドリスト掲載
参照#① 高山植物・山野草ベスト選集 ② 大島花✿トレッキング 紀行
山行速報:釜臥山 Ⅳ トレッキング GPS 【下北半島 2023.04.09】
およそ五カ月ぶりの挑戦。やや天候が不安だが、過去四回の登山で未だ
経験していない「胎内くぐり」目的と春の花を鑑賞。久し振りの下北半
島。先週、夏泊半島から見た恐山連峰の雄姿に引き寄せられたのも事実。
(下記アンダーラインをクリックすると本ブログの掲載記録参照可能)
記録:🗻878.2m 6:31H(休憩30分) 7.3㎞ 887ⅿ 868m
開始7:55 ペース:標準90-110% 天候:☂→❆→☁→☀→☂
鑑賞:今日の山行で鑑賞した花たち✿の中で、過去に鑑賞済みのもの
① イワナシ ② エンレイソウ ③ カタクリ(青) ➃ キクザキイチゲ
⑤ キブシ ⑥ スミレの花 ⑧ マンサク
感動 : 私は赤子になった。今回の目的「胎内潜り」はヘロヘロになった後の
体験だったので、難産、生れる辛さ、生みの苦しみを味わった次第。
参照#①釜臥山の雄姿 ②第二回目の釜臥山 ③山岳/渓谷山行紀行 2023
流木アート(自然のオブジェ)【大島✿トレッキング 青森県夏泊半島2023.04.02】
むつ湾景勝地。夏泊半島大島の浜に何処からか漂着し、まるで芸術家が意図的に
彫刻して設置した様な自然の造形美。時を掛け、波や、陽射しや、雨滴・氷雪に
鍛え抜かれた流木は、存在そのものが海岸に溶け込んでいた。こうも地球は巧み。
参照 # 夏泊半島 大島 ✿トレッキング 紀行
大町桂月歌碑(たてがみを・・・)【大島✿トレッキング青森県夏泊半島2023.04.02】
映像:夏泊半島大島入口にある大町桂月歌碑
夏泊半島大島の渡海橋手前に、菅江真澄の石柱歌碑と対を成して対照的に立派な
歌碑が。青森県観光の祖ともいえる大町桂月の歌碑である。今回大島の花巡りで、
青森県の景勝地を隈なく巡った大町桂月が立ち寄る程の景勝地であることを実感。
碑文:たてがみを 海吹く風に 靡かせて
馬ひとつ立つ 岩菊の原 (大町桂月)
解釈:夏泊半島のイソギク(岩菊)が咲き乱れる海岸原に、馬が潮風に
吹かれ磯遊びをしている様なのどかな風景に心も癒されることだ。
記録:大町桂月は高知県(土佐)の出身。東京帝国大学を卒業後縁あって蔦温泉
に投宿。ここを基地に青森県内の景勝地を探訪し今日の青森県観光の礎を
築いた。十和田奥入瀬観光では素晴らしさを首都圏に発信し恩人とされる。
参照 # ① 大町桂月(酔仙人)探訪紀 ② 夏泊半島 大島 ✿トレッキング 紀行
菅江真澄歌碑(はま風の・・・) 【大島✿トレッキング 青森県夏泊半島 2023.04.02】
映像:夏泊半島大島入口にある菅江真澄歌碑
2023年の春花めぐりで訪れた夏泊半島大島の渡海橋手前に石柱が一本立っていた。
それは筆者が尊敬する江戸期の文化人「菅江真澄」の歌碑であった。平内町では
夜越山で同じく菅江真澄の歌碑を見つけたが、景勝地に相応しい歌碑がヒッソリ。
碑文:はま風の ふへくのりも つみぬらん
ひるやしほでの 水もあさみに (菅江真澄)
解釈:引き潮で浜風に吹かれ、地元民がふのり(海藻苔)を摘むさまはのどかなり
記録:菅江真澄は北海道から下北、そして浅虫温泉、津軽地方と、野草学や地誌
民俗学を中心に渡り歩き、膨大な資料を残したがた故に,間者と疑われて
津軽を追われ、秋田佐竹藩に抱えられた人物だが、その実像は不明である。
シュンラン 高森山 Ⅸ トレッキング(浅虫温泉森林公園 2023.03.30)
探し物を発見・・・前回の高森Ⅸトレッキングで見つけられなかったシュンラン
を求めて大島花トレッキングのついでにもう一度チャレンジしてようやく思いを
遂げた。花✿は登山道端に慎ましやかに咲いていた。花言葉通りに控えめだった。
分類:キジカクシ目・ラン科・セッコク亜科・シュンラン(連・属・種) 漢字:春蘭
薬効:ひびあかぎれ(乾燥根の粉末を練り合わせ塗る。生根を潰し指先で揉み餅
状のものを塗ってもよい)、膵臓の病気には根。果実の種子は出血に外用。
花言:飾らない心、控えめな美、気品、清純 別名:ホクロ、ジジ(蕊柱)ババ(唇弁)
早春の踊りぶな 高森山 Ⅸ トレッキング (浅虫温泉森林公園 2023.03.30)
探し物はなんですか?・・・まだ見ぬ花✿をさがして登山道を登り気が付いたら
目の前に派手な枝ぶりの橅の木が立ちはだかっていた。流石にここまできたらお
目当ての花はないだろう。まだ葉っぱが無いブナの木は陽気に踊っているようだ、
里山速報:大島花✿トレッキング (夏泊半島 大島 2023.04.02)
快晴の続くこの頃、山もいいが海も良い。今日は久し振りにむつ湾夏泊半島に
足を延ばした。大島周辺は磯遊びやキャンプで夏は賑わうのだが、全体に荒廃
が目立つ中、大島入口に公衆トイレが新築となり、快適さが増したのは嬉しい。
(記事掲載毎にアンダーライン閲覧可能記事が増える)
鑑賞#2023 年花巡り、過去に鑑賞し、今日鑑賞したのは以下の花たち
(以前に観察・公開済みの高山植物・山野草たち)
①ウツギ ②エンゴサク ③エンレイソウ ➃カタクリ(青)
⑤キクザキイチゲ ⑥コハコベ ⑦ニリンソウ
記録:🗻73m 周囲3キロ 1:57H(含休憩)2.9 ㎞ 158 m154m ☀
休憩6分 登山ペース = ややゆっくり・70ー90%
参照#① 山岳/溪谷 山行紀行 2023 ② 山岳・里山ベスト山行 選集
高森山Ⅸ山頂制覇 (浅虫温泉森林公園:馬場山) 2023.03.22
浅虫温泉森林公園に属する里山である高森山は春一番の風情。里の登山道では
期待した山野草に遭遇できた。可憐な草花に背中を押されて山頂に辿り着いた。
一番花が咲いていると思われた階上岳より早く山頂では久し振りの山頂ポーズ。
参照#高森山 Ⅳ トレッキング ’23 紀行
ヒオドシチョウ:浅虫温泉森林公園・高森山 2023.03.22
雪の消えた高森山の登山道。三分の二ほどの行程で、年配の登山者がカメラを振
り回していた。何かと尋ねたら、毎年この場所に現れる春の使者を撮影している
という。その正体は「ヒオドシチョウ」。成長で越冬するので、春一番で現れる。
記録:チョウ目・アゲハチョウ上科・タテハチョウ科・ヒオドシチョウ種
参照#高森山 Ⅳ トレッキング ’23 紀行
階上岳山頂アタック 階上岳16トレッキング 【階上町 2023.03.27 月 】
階上岳のアタックも16回となる。困った時の階上岳の通り。津軽が雨や雪などで安定
しない時、南部は天候安定。やや風が強いが十分に登山を楽しめるのだ。四年目に入
って、今年二回目の山頂ポーズは、大開からの登山道の鳥居前での挑戦ポーズとした。
山感:この日は浅虫温泉の高森山同様に初物の山野草を期待し来たのだが鑑賞ならず。
記録:🗻739.6m 3:21 H 7㎞ 599ⅿ 593m ☀ +2℃ 積雪 0㎝
休憩30分 登山ペース = 速い・130ー150%
行程:階上岳の標準的な登山コースである『汐風トレイユのたぬき(緑)コース』
参照#階上岳16トレッキング’23 紀行
山行速報:高森山 Ⅸ トレッキング (浅虫温泉森林公園 2023.03.30)
小春日和の今日は未だ鑑賞した事のない「シュンラン」が花盛りとの山仲間の
情報で急遽駆け付けたのだが、探しきれなかった。登山口から頂上まで目を皿
の様にして探したのだが。屹度、僕が探せないのだと思った時に純白の花一輪
キクザキイチゲに出逢い、思いの花では無いが余りの純潔さに思わず見とれた。
(後日)
この日探しきれなかった「シュンラン」を三日後夏泊半島大島花トレッキング
後に生息場所に再訪して無事に鑑賞出来た。本蘭で公開するので参照されたい。
(記事掲載毎にアンダーライン閲覧可能記事が増える)
鑑賞#2023 年花めぐりトレッキングの始まりだ。以下の花を初鑑賞
(以前に観察・公開済みの高山植物・山野草たち)
①イワナシ ②キクザキイチゲ ③キブシ ➃スミレ ⑤ナニワズ
⑥福寿草 ⑦ミズバショウ
記録:🗻387m 3:48H(含休憩)7.9 ㎞ 586m 588m ☀
休憩18分 登山ペース = やや速い・110ー130%
参照#① 山岳/溪谷 山行紀行 2023 ② 山岳・里山ベスト山行 選集