お湯の国 日本

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松尾芭蕉(山中や・・・山中温泉)

2009年07月20日 |   ✒歌碑句碑 紀行

映像:山中温泉高台、医王寺にある日本でも一、二の古さの松尾芭蕉句碑。

碑文:山中や 菊は手折らし  湯の匂い(芭蕉)

句意:山中温泉の湯に浴せば、中国の菊茲童が集めた不老長寿の菊の露を飲むま
   でもなく薬効があるだろう。
解説:奥の細道の中で、芭蕉&曾良にとって最大の出来事が、二人の別れである。
   芭蕉はこの句で宿の主人に山中温泉を『良き薬効』があると世辞句を述べ
   たのだが、愛弟子曾良の体調が思わしくなく、心中はいかばかりか察する。

加賀温泉郷山中温泉は日本を代表する紀行文『奥の細道』作者松尾芭蕉の歴史的
逗留地であり一級の温泉文化地として今後も繁栄が期待されるいで湯の里である。
諸君、人生は旅である銘泉と景勝と歴史をこの温泉地でゆっくり体現されたい

参照山中温泉 菊の湯(石川県加賀温泉郷)


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